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手作りご飯の事

手作りのご飯について、

*栄養バランス
*非常時の対応


この二点が話題に上がることが多いですね。


私はその都度、その時点での考えをお返事させていただいていますが、
何分、人間が食べる食材の栄養成分も変わりますし、
研究が進んで、今まで解明されていなかった栄養成分やその効果、組み合わせによる効果などが発表されたりしますよね。
最近だと何があるのかな・・・・バナナに酵素が一杯とかバナナダイエットとかですかね。


そんなわけで、私も生涯勉強だと思っていますので、
昨年と今年では考え方が微妙に違ったり、
新たな食材に注目したり、と変わったりしています。
犬たちが年取ったり病気だったりすると、
飼い主側の意識も変わらざるを得ないという部分もありますしね。




*栄養バランス

人間の栄養学でも、大事だと言われるバランスです。
栄養はそれ一つではなく、
係わり合いながら吸収されたり働いたりする ものなので
バランスが大事と言われるのですね。

一日の目標食材、30品目の一つ一つの食材に、栄養素が壊れないような調理方法
最大限に栄養を吸収できるような組み合わせ
を考えるのはかなり大変です。

我が家では、「今日は何にしよう」と献立を考えるほうが先で
栄養を考えるのは二の次になっていますね。
なるべくのものを使いたいと言うことと、
予算内で、と言うことも考えなきゃならないですしね。
それでもまぁ、ほぼ健康を保てていますし、
2人の子どもたちも普通に元気に育ちました。




犬ご飯について、
犬は狼の子孫であるから狼の食に習って
または狼の食に準じて、と言う考えがあります。

おおかみは狩りで獲た獲物の内臓を真っ先に食べる、といわれています。
あるドッグフードメーカーのHPには
「獲物の内臓に含まれる消化しかかった草や果実は
オオカミにとって重要なビタミン、ミネラル源でした。」

このように書かれています。


私はその考え方に100%賛成ではありませんが
狼に準じた食(生肉中心と言うことになりますね)が
愛犬にあっていれば、それでよい良いと思うのです。
どのような食事も愛犬にあっていなければ意味がありません。
どんなに健康に良いといわれても
食べられない
下痢をする

ということでは逆効果です。






狼・・・明確で厳密な序列のある群れ生活で狩をして暮らす
というのが犬の祖先として語られる狼の姿でしょうかね。

野生で生きると言うのは本当に厳しい暮らしなんですね。
人間でも自然相手の仕事(例えば農業や漁業など)は大変ですよね。

狼だけじゃなく狩をする生き物の暮らしは大変です。
食べていくことがまず大変なのです。

狩り・・・いくら集団でも狩ってなかなか成功しないんですよ。
よくテレビで肉食獣の狩りのシーンが放送されますが、
ようやく狩に成功しても、他の肉食獣や鳥に横取りされたりすることが日常茶飯事なんですね。
そういう厳しい中でも子孫を残していかなくてはなりません。
野生動物の寿命はかなり短いですから、うかうかしてると絶滅が目前に迫ってきちゃいます。
以前、NHKの番組で野生の狐の平均寿命が6年くらいと言っていました。
狼も同じようなものだと思います。



野生の肉食動物には狩が出来なくて「食べない日」と言うのがあるんですね。
そういう日はバランスとか以前に、全く栄養が体に入ってこない ことになります。
そういう日を超えてようやく狩に成功します。

明確で厳密な序列」があるのが狼だということなので、
まずはアルファと言われるリーダーから、「上位の順」に食べると言うことになりますね。

真っ先に内臓を食べるということですが・・・・
群れの上位の狼は内臓にありつけますよね。
某ドッグフードメーカの言う
「内臓に含まれる消化しかかった草や果実」から
「オオカミにとって重要なビタミン、ミネラル源」を摂取できるでしょう。

では下位の狼たちはどうでしょうか。
いくら草食動物の内臓が大きくても、
内臓だけで狼の群れ全員のお腹を満たすのは無理でしょう。
下位の狼は内臓が食べられないでしょうから
「重要なビタミン・ミネラル」が摂取できないことになります。


最下位の狼も大切な群れのメンバーです。
内臓からビタミン摂れないことで、健康を維持できなかったら群れの一員として役に立たないじゃないですか。
それどころか群れの足を引っ張る結果につながりかねません。
一匹倒れるとそれだけ群れは小さくなりますよ。
群れるにはそれ相応の理由があるはずで
単に「一匹くらい減ってもいい」と言うわけでは絶対無いはずです。
数が少ないと狩の成功率に影響しますし、大きな獲物も狙えなくなります。



狼って草や果物や魚も食べてたんだそうですよ。
あと昆虫とかもね。
そういうところから必要な栄養をまかなっていたのでしょうね。



栄養バランス的には、狩が無くって摂取栄養「0」の日もあれば、
倒した獲物の内臓を腹いっぱい食べた栄養豊富な「100」の狼がいて
獲物があっても摂取栄養的には「50」程度の狼もいる。
それでもおおむね健康を保っているわけですね。


狼に準じた食事と言うからには毎日の差が激しいと言うことになりますね。
また食べるものに見合った運動量も必要だと言うことです。
(人間に飼われていて仕事の無い犬は肥満傾向のコが多いですよね)





我が家の犬たちだとどうなんでしょう。
獲物を求めて歩き回り、狩に失敗し、空腹を抱えて次の獲物を追い回す。
(狼は相手が疲れるまで追い回すと言う、健脚さにものを言わせた狩の方法なのだそうです)
ようやく得た獲物の腹にかぶりつき血肉をむさぼるディア
その横でやかましく吼えながら順番を待つイオナ
で、イオナに残されたものは骨について残った肉のかけら程度


・・・・・・・



う~む・・・・・・・




慣れれば・・・きっと生きていけるんだろうなぁ・・・・
ただ、慣れることに体が付いていけないコもいるな・・・
持病持ちのディアは完璧にアウトだし、
足の弱いアイラは長時間の狩は・・・無理じゃないかな・・・・
獲物よりボール追いかけていそうなラスカなんか絶対無理でしょ、
野生生活なんて。



よく考えたら、ディアとアイラとラスカは牛肉で下痢するのですよ。
これについては、
「自分で狩れる程度のものを与えると良い」
とする考えがあるようです。
パピヨンには牛は倒せないだろう、せいぜい鳥かねずみ程度でしょと言う考え方ですね。


・・・そんな小動物じゃ群れ(うちは5匹だけど)全員のお腹を満たすことは出来ないですよね。
しかも、そんな小動物じゃ、摂取エネルギーよりも狩に使うエネルギーの方が多くって、
生命を維持するのが困難になっちゃいますよ。


でも実際にそういうことがあったら・・・・
我が家の5匹が狩でねずみ一匹を得たとしたら・・・
ディアが咥えて持って行っちゃいそうですよ。
それをみんなで追いかけ、アイラとカミィがけたたましく吼え続け、
ラスカは一歩控えてお座りで待ち、
イオナは・・・・絶対横取り してます。
イオナ・・・・そういうコなんですよ。







一般に私たちが言っている栄養バランスの取れた食事を毎回(毎日)食べられる人って、
世界中にどのくらいいるんでしょ?



イヌイット、以前はエスキモーと言われていた人たちは
野菜類の摂取が非常に少なくアザラシの肉が主食なのだとか。
一般に考えられている栄養学があてはまらない食生活です。
イヌイットが一日30品目とか無理ですよ、住んでる場所柄。
雪と氷のグリーンランドだもん。



「肉も魚も野菜も豊富に手に入る環境」と言うのは、
まぁ大雑把に言って海からも山からも川からも程よく離れ交通が発達し、
人間はそう緊張しなくてもそう動かなくても安全に安心して暮らしていける環境と言うことになります。
たいていは冷暖房に恵まれ、電気も豊富に使うことができ、
昼夜夏冬の差が明確でなくなってることが多い環境といえるでしょう。
ですから取れたものを鮮度・栄養の全く落ちないうちに食べるというのは無理なんですね。
産地から遠いですから。

私たちは季節に関係なくいろんな食材が手に入る生活が当たり前になっちゃっています。
以前にも「のものは強い」とかなんとかブログにアップしたことがあるのですが、
例えば、夏野菜のトマト、
栄養成分で言うと冬に買うトマトは夏の1/10以下の栄養素もあるのです。
冬野菜を夏に食べる時ももちろん同じことが言えます。
牛乳も夏と冬では栄養成分が違います。
こういう生活をしている人間は、
多くの種類の食材を食べることでバランスを摂ることも
ある意味大事なのかもしれません。
狼が肉だけじゃなく、虫や草を食べるのと同じようにね。


対して、イヌイットの場合は猟をしなければなりませんし
自然と近い生活ですから生活の中で緊張感のあるシーンが多いでしょうし
運動(力仕事)もあります。
自然の中で暮らしていくと言うのは、厳しいものです。
でもそんな中での生活だからこそ、
猟で取ったアザラシを鮮度・栄養が落ちないうちに食すことができるのですね。
イヌイットの血液を調べるとは血中脂質が低く(コレステロールも低いと言うことです)
非常に健康だと言うことが分かるのだそうです。


それは、主食であるアザラシの肉が、
アザラシが食べた魚のEPA・DHAを豊富に含んでいるためだと言われています。
EPA・DHAは酸化し易い脂の部分に多く含まれていますから
酸化しないうちに食べるには鮮度が大事になってくるんですね。
イヌイットは猟をして、凍らないうちにと急いで解体して非加熱で食べるということですから、
そういう点では良い食べ方なのでしょうね。

アザラシの肉に含まれる成分だけで健康を保っているのではないでしょうが
旬のものや鮮度の良いものには未だ解明されていない、
良い効果や栄養的にすばらしい効果などがあるのだと思います。





こんな風に同じ人間であっても食べるものは住む土地などの環境によってさまざまです。
住む環境によって驚くような能力を発達させている人たちもいますよね。
遠くまで聞こえる声が出せるとか、聴力が発達しているとか、
鳥並に視力が良いとか。
日本みたいな小さい国の中でも、南に住む人と、北に住む人とでは
毛穴の数が違うんですね。
暑さ・寒さに対する体の適応ですね。
しかもこれ、代々同じところに住んでいたから徐々に変化したというような
進化っぽい話ではなく、
生後三歳まで暮らした環境によって決まるんだそうですよ。
そういえば、途中で視力をなくした人が耳であるとか鼻であるとか、
他の器官が非常に敏感になるというのは良く聞きますね。



体と言うのは順応性があるものです。
足りない栄養があれば、食べた物の中から目一杯搾り取ろうとしますし、
少ない中で対応して行こうと頑張るのです。
どちらかと言うと、有り余るほどの状態の対処法は弱いんじゃないでしょうか。
実際に人間の体は飢餓状態に耐えられるような仕組みが二重三重に出来ているのだそうです。
(詳しい内容は忘れました。)
それなのに食べすぎ・満腹状態に対する仕組みはインスリンの分泌だけしかないんですね。

こういうことも全てに当てはまるということじゃなく、
例えば太り気味の猫は2日くらいの絶食が肝臓に多大なダメージを与えるんですね。
それは命にかかわるほどなんですって。
そういう風に、誰でもいつでもどこでも
飢餓に対する仕組みがあると言う事ではありません。





私の父は二度目の脳卒中を起こした時に出血した場所が悪く、
座位を保てない状態になりました。
体を縛ってないと車椅子に乗れないのです。
手足は少し動き、言葉は10回くらい聞き返すと分かると言った程度でした。
栄養は流動食を鼻から入れたチューブにて胃に送り込むスタイルです。
この流動食、
年齢・性別・運動量を加味して考えられた完璧なものです。
栄養バランス的に考えると、これさえ摂取していれば 
いつまでも生きられ そうじゃないですか。
しかも液体だから胃腸に全く負担をかけませんよ。



でも、違うんですよね。 



・・・・こういうのって胃も腸も動かなく なるんですよね。
胃腸が働きませんから、その他の臓器の動きも鈍くなります。
寝たきりで手足動かさないから動かなく なっちゃいます。
口も動かさないから話せなくなるし、
刺激が無いから頭も働かなくなっちゃうんですよね。


いくら完璧な栄養を摂取していても、動かなければだめでしょ。
前にも何回かブログにアップしたけど、
カルシウムも体を動かさなければ骨に定着しないんですよね。




ここまで考えると
「栄養バランス」ってなんだろう 
って思っちゃいますね。
バランス・・・取れるにこしたことはありませんが、
そう躍起になってバランスバランス考えなくっても、と思います。
私は日本以外の国に住んだことがありませんので日本の事情でしか考えられませんが、
私たちが普通に食べているものでおおむね健康が保てると思います。


人間はバランスよりも
加工食品(食品添加物)の摂取によって不健康を招いている

これは前にもアップしたけど、本で読んですごく納得した一文です。

普通に手に入る食材になかで ちょっと気をつけて いけばいいように思います。
旬のものの恵みであったり、
いろんな食材の組み合わせの相乗効果であったり、
煮汁も食べることで取れる栄養だったり、
加工食品では摂取する事のできない、生きた食材のパワーであったり・・・・
そういうのをもらって、おおむね健康を保っていけると思います。


バランスバランスと考えるあまり、食事の支度が面倒になったり(人間のも犬のも)
考えてこんがらがってになっちゃったり、
そういうのって精神的な健康に良くないでしょ。
美味しいと思えるものを美味しく食べて笑顔で生活できたらいいですよね。
こういう気持ちで食べることは消化吸収にも影響しますから。






もう、長すぎて、愛犬チャンプの内容とか、
非常時の話とか、アップするスペースありませんよ~。
次回、アップしますね。
次回は今日のより短いと・・・・・・思う・・・・たぶん。
あ、今我が家で注目している食材とか・・・・・聞きたい?(笑)
それも含めるとまた長くなっちゃうか・・・・




ご質問いただいて、さらに、ご質問というか「こういう時はどうしてるの?」ということがあったら、
我が家の場合、私の考え、ですがお話させていただきます。
コメントでもメールでも何でも受付中ですよ~(笑)


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テーマ:パピヨン - ジャンル:ペット

  1. 2009/01/06(火) 13:21:40|
  2. ご飯
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