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目薬、やっぱりなー

メルマガ「週刊V-magazine」に気になる記事が載ってました。
(メルマガの内容としては海外文献を訳したものとなっています)

■眼科用非ステロイド性抗炎症薬で治療している犬の消化管出血の発生率の回顧的評価
Retrospective evaluation of the incidence of gastrointestinal
bleeding in dogs receiving ophthalmic nonsteroidal anti-inflammatory drugs
Vet Ophthalmol. 2023 Sep 2.
doi: 10.1111/vop.13145. Online ahead of print.
Laura R Van Vertloo , Hannah M Terhaar , Austin K Viall , Rachel A Allbaugh

目的:眼科用非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を投与されている犬の集団において、
消化管(GI)出血の発生率と関連するリスク因子を報告する

被験動物:眼科用NSAIDsを処方されている犬(症例)、全身性NSAIDs単独の投与を受けている犬と
全身性プレドニゾン単独の投与を受けている犬(コントロール)

方法:2015年から2019年の間に紹介病院で、
眼科用NSAIDs(ジクロフェナク、ケトロラク、フルルビプロフェン)を処方された犬204頭
(同時に全身性NSAIDsあるいはグルココルチコイドの投与を受けているかどうかで細分した)、
全身性NSAIDs(カルプロフェンあるいはメロキシカム)単独の投与を受けている136頭の犬、
全身性グルココルチコイド(プレドニゾン)野津世を受けている151頭の医療記録から回顧的にデータを収集した。

結果:消化管出血は、NSAIDs点眼のみの症例8/79頭(10.1%)、全身性NSAIDsコントロール10/136(7.4%)、
全身性グルココルチコイドコントロールの14/151(9.3%)で発症し、3群間で有意差はなかった(p=.6103)。
ケトロラク、ジクロフェナク、フルルビプロフェンで治療した症例間でGI出血率に有意差はなかった(p=.160)が、
重度のGI出血は、ケトロラク治療犬にのみ見られた。
GI出血に対して既知の一致リスク因子の存在は、眼科用NSAIDs(に対する犬のGI出血の発症に有意に関係した(p=.032)。

結論:眼科用NSAIDsで治療している犬は、
全身性NSAIDsあるいは全身性グルココルチコイド単独の投与を受けている犬に匹敵する頻度で、GI出血を発症し、
眼科用NSAIDsを投与されている犬は、GI出血のリスクが上昇しているかもしれないと示唆する。(Sato訳)

NDAIDsの点眼も消化管のケアに気を付けた方がいいかもしれませんね



ステロイド入り目薬でも消化管から出血するということです。
前にカミィが目で長期通院して長期間点眼薬を使ってました。
その時に、目からだって薬の成分が体に入ってよくない面もあるのだろう、というようなことをアップしたのですが、
やっぱりあるようですね。
ステロイドは持病のあるコは特に要注意ですね。
(薬に対する認識が甘い獣医師もいますから飼い主もある程度知っていた方がよいのでしょう。
経験上。)
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テーマ:ペットの健康・病気・怪我 - ジャンル:ペット

  1. 2023/09/19(火) 01:42:34|
  2. パピヨン's
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<えっちゃんまであと9日(仮) | ホーム | 落ちてる・・・・ありえないものが・・・・>>

コメント

むむ、目薬だからって消化器官に影響が出ないとは
限らないのかー。
まさか消化器に影響があるなんて・・・・。
うちもステロイド入りの目薬を点眼しました。
弱いステロイドと言われたけど
どうだったのかなぁ・・・・。

  1. 2023/09/30(土) 20:13:56 |
  2. URL |
  3. チョビ姉 #-
  4. [ 編集]

チョビ姉さん

体内に吸収されるってことだから、口からでも目からでも同じなんだろうねー。
うちはアイラもカミィもいろんな目薬つかったなー。
  1. 2023/09/30(土) 22:09:16 |
  2. URL |
  3. kuro #-
  4. [ 編集]

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