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納豆と心臓

どこからの抜粋なのか覚えていないのだけど
ドットわんと須見先生(納豆で有名な方ですね)の対談と言うかインタビューのようです。

血栓溶解では、かなりの即効性と持続力を発揮します。
納豆を食べてから約2時間で血栓が溶けはじめ、その持続力はなんと長い人で8~12時間。
病院で使われている血栓溶解剤ウロキナーゼは高額なうえに、血液内で作用する時間は4~20分ですから、
ナットウキナーゼがいかに優れているかお分かりいただけると思います。

ドットわん:薬よりも強いなんて驚きです!

須見先生:そうなのです。しかもナットウキナーゼは納豆を食べるだけで摂ることができるので、
点滴のように痛い思いをすることもありません。

ドットわん:口から摂っても効果があるのですね。胃酸で働きが失われはしないのですか。

須見先生:ナットウキナーゼは酸性である胃でもアルカリ性の小腸でも、
その活性は失われずに吸収されて、血栓を溶かすことが実験で判明しています。


ドットわん:安心しました。ちなみに血栓に効く食べ物というのは、納豆以外にもあるのでしょうか。

須見先生:血栓症を予防するという食べ物は、古来より数多く言い伝えられています。
ショウガやにんにく、ネギ、シイタケ、小豆などです。
しかし、いずれも血が固まらないように予防する働きをもっているだけ。
すでに血管内にできてしまった血栓を溶かすことができる食品は、今のところ納豆だけですね。


ドットわん:たった1つなのですか。

須見先生:はい。しかも薬とは異なり、納豆には副作用などがありませんから、ぜひ積極的に食べていただきたいですね。


ドットわん:ナットウキナーゼを効果的に摂るために、何か大切なことはありますか。

須見先生:3点あります。
1点目は「あまり熱を加えずに食べる」ことです。
ナットウキナーゼは熱に弱く、70℃以上の熱を加えると働きを失ってしまいます。
2点目は「夕食時に食べる」ことですね。

ドットわん:食べる時間帯によって何か変化があるのですか。

須見先生:心筋梗塞および脳梗塞の予防に良いのです。
実は心筋梗塞や脳梗塞の発症率が最も高い時間帯は、早朝の3時から4時くらいだという世界的なデータがあります。
これは体内にもともと備わっている血栓を溶かす酵素の量がその時間帯に減少してしまうことが原因だと考えられます。
納豆は血栓溶解に非常に優れていますが、食べた直後からすぐに効くわけではありませんから、
予防のためと考えると夕食時が効果的というわけです。

ドットわん:なるほど。それは絶対夕食に食べたくなりますね!では、3点目はどのようなことでしょうか。

須見先生:「継続して食べる」ことです。
「ナットウキナーゼ」は続けて食べることで、血栓溶解作用が向上することが分かっています。

ドットわん:第1回「納豆菌」、第2回「ビタミン」でお話を伺った際にも、
体内に長くは留まれないという点から継続の大切さを教えていただきましたが、
「ナットウキナーゼ」は続けて食べることで作用がより強くなるのですね。

須見先生:そうなのです。しかし、これらについてあまり難しく考える必要はありませんよ。
それぞれの栄養素ごとに継続すると思うと大変ですが、納豆であれば、「納豆を美味しく食べるだけ」で大丈夫ですから。

ドットわん:1つの食品でこんなに色々と摂れるなんて、納豆のすごさに改めて気付かされますね。

須見先生:そうですね。このような素晴らしい食品が日本では1000年以上に渡って愛されてきたのは本当に不思議で、
また幸運なことですね。



納豆が血栓を溶かすと言うのはずいぶん前からいろんなところで言われていますよね。
若いころは少々の無理は平気だった体も年をとると意識していたわってやらないと頑張れなくなってくる。
それは犬も人間も同じことでしょう。

さて納豆ですが。
私は納豆が好きですが毎日食べると言うほど好きでもなく
納豆の付いた食器を洗うのがおっくな時もあります。
うちの犬たちも納豆は好きですが、ラスカはあまり食べません。
以前はラスカも嫌わずに食べていたんだけどなー。

今はドライ納豆なども取り入れています。
ただ、匂いも粘りも少ないドライ納豆でもラスカはたまにしか食べないので、
ドライ納豆も今ある分を食べちゃったら、普通にスーパーに売ってるのを使うようにしようと思います。
フリーズうドライとか、栄養がほとんど壊れずに残っていると言うことなのだけど、
そこ、ほんと?と思うしね。


このインタビュー見つけた直後に週刊V-magazine でナットウキナーゼを取り上げていました。


■赤血球凝集と全血粘性におけるプロ繊維素溶解酵素であるナットウキナーゼの効果
Effects of nattokinase, a pro-fibrinolytic enzyme, on red blood cell aggregation and whole blood viscosity.
Clin Hemorheol Microcirc. 2006;35(1-2):139-42.
Pais E, Alexy T, Holsworth RE Jr, Meiselman HJ.

野菜チーズのような食品である納豆は、歴史的に1000年以上前から広がり日本においてかなり人気がある。
ナットウキナーゼと呼ばれる繊維素溶解酵素は納豆から抽出できる;
その酵素は275個のアミノ酸残基で構成されるサブチリシン様セリンプロテアーゼで、分子量が27.7kDaである。 
試験管内および生体内での研究において一貫して酵素の強力なプロ繊維素溶解効果を示している。
しかし、現在様々な血行動態パラメーターにおけるナットウキナーゼの効果を評価している研究はない。
そこで我々は赤血球凝集と血液粘性における酵素の効果の評価を始めている。
37度で30分ナットウキナーゼと一緒に血液サンプルを保温(最終活性は 0, 15.6, 31.3, 62.5 そして125 units/ml) した。
赤血球凝集はMyrenne MA-1 aggregometerを使って測定し、
血液粘性はコンピューターによって制御されている走査型キャピラリー・レオメーター (Rheolog)で測定した。
試験管内での結果から、明らかな用量依存的な赤血球凝集の減少と低剪断粘性を示し、
過去の動物を使った生体内の実験で得られた結果と同じ濃度で明らかに有益な効果が示された。
従って我々の予備的なデータは、試験管内においてナットウキナーゼの前向きな血行動態学的効果を示し、
治療薬としての潜在的な可能性と追加研究および臨床知見の必要性が示唆された。(Dr.Kawano訳)

■血圧に関する納豆キナーゼの効果:ランダム化コントロール試験
Effects of nattokinase on blood pressure: a randomized, controlled trial.
Hypertens Res. 2008 Aug;31(8):1583-8.
Kim JY, Gum SN, Paik JK, Lim HH, Kim KC, Ogasawara K, Inoue K, Park S, Jang Y, Lee JH.

この研究の目的は、前高血圧あるいはステージ1高血圧患者の血圧において、
納豆キナーゼのサプリメントの効果を検査することだった。
ランダム化二重盲検プラセボコントロール試験において、
無治療で収縮期血圧が130~159mmHgの範囲にある20~80歳の86名の参加者に、
8週間にわたり納豆キナーゼ(2,000 FU/カプセル)あるいはプラセボカプセルを投与した。
73人の患者がプロトコールを完遂した。
コントロール群と比較して8週間の治療介入後の収縮期血圧と拡張期血圧(DBP)における正味の変化は
それぞれ-5.55 mmHg(95%信頼区間[CI], -10.5 ~ -0.57 mmHg; p<0.05)と
-2.84 mmHg (95%信頼区間[CI], -5.33 ~ -0.33 mmHg; p<0.05)だった。
レニン活性における一致した正味の変化は、
コントロール群と比較して納豆キナーゼ群で-1.17 ng/mL/hだった(p<0.05)。
結論として、納豆キナーゼのサプリメントは収縮期血圧と拡張期血圧を下げる結果となった。
これらの所見から納豆キナーゼの摂取を増やすことが、
高血圧の予防と治療に重要な役割を果たすことが示された。(Dr.Kawano訳)




■ウサギの腹部動脈における経皮経管的血管形成術後の再狭窄に対する納豆キナーゼの効果
[Effect of nattokinase on restenosis after percutaneous transluminal angioplasty of the abdominal artery in rabbits]
Nan Fang Yi Ke Da Xue Xue Bao. 2008 Aug;28(9):1538-41.
Gong M, Lin HB, Wang Q, Xu JP.

目的:ウサギの腹部動脈における頸動脈バルーン法( Balloon injury )後の
内膜の肥厚に対する納豆キナーゼの効果を観察することと、
経皮経管的血管形成術後(PTA:Percutaneous Transluminal Angioplasty)の
再狭窄を防ぐための新規方法を探索することが目的だった。

方法:56頭のニュージーランドラビットを無作為に7つのグループに分け、
すなわち溶媒コントロールグループ、モデルグループ、ナットウ抽出洗浄液グループ、
精製納豆キナーゼ洗浄液グループ、静脈内精製納豆キナーゼ注射グループ、
クロピドグレルグループそしてクロピドグレル-アスピリングループとした。
バルーン傷害は大腿動脈からウサギの胸大動脈へカテーテルを挿入して誘導した。
血小板数に注意し、血小板凝集を観察し、腹部動脈は病理学的分析のため採材した。
腹部動脈においてMMP-2とMMP-9の発現を免疫組織化学的に検出した。

結果:モデルグループと納豆キナーゼ治療グループの間で、
血小板数、血小板凝集率あるいはMMP-2とMMP-9の発現に明らかな相違は無かった(P>0.05)。
モデルグループの指標に比べ、それぞれの納豆キナーゼ治療グループにおける狭窄の指標は有意に大きく、
新生内膜増殖の指標はよりわずかであった(P<0.01 あるいは 0.05)。

結論:納豆キナーゼは、血小板あるいはMMP-2とMMP-9発現対するその作用とは別に
経皮経管的血管形成術後のウサギの腹部動脈狭窄を抑制させることができる。(Dr.Kawano訳)



野菜チーズのような食品 (笑)

我が家では塩麹(しおこうじ)を常に作って常備しており
犬用に常備している鶏肉を塩麹漬けにしてある。
(それを人間も時々食べる)
塩麹につけとくと傷まないのよね。
タラみたいにすぐに傷んで臭くなる魚も塩麹に漬けておくとしばらく大丈夫なの。
納豆は納豆菌でしょ、麹は麹菌でしょ。「菌」ってすごいのねー。

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テーマ:ペットの健康・病気・怪我 - ジャンル:ペット

  1. 2021/03/02(火) 07:16:23|
  2. 病気
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<いやっっ!なんなのこの雪はっ!! | ホーム | あれ、ラスカ最近セキしてないな>>

コメント

納豆って凄いんですねー!
前にチョビにも上げたことがあります。
嫌がらずに食べていました。
また上げようかなぁ。

>塩麹につけとくと傷まないのよね。
へぇぇ!そうなの?!
やってみようかなぁ。
  1. 2021/03/07(日) 10:32:18 |
  2. URL |
  3. チョビ姉 #-
  4. [ 編集]

チョビ姉 さん

嫌がらなくってお腹の調子が良いようであればいいことが多いと思うわー。
大豆製品が良い点が多いですもん。

塩麹についても納豆についても、菌ってすごいんだなーとおもったことでした。
  1. 2021/03/10(水) 11:33:01 |
  2. URL |
  3. kuro #-
  4. [ 編集]

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