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ホルモン -アジソン病-


アジソン病は副腎の機能が低下し
副腎からのホルモンが出なくなることで症状が出てくる病気です。
治療としては、出ないホルモンを経口投与するのですが、
そうすると副腎は仕事が無いので萎縮し機能しなくなっちゃうんですね。
だから一生投薬(ホルモン投与)が必要なのです。

人間の場合は症状が落ち着いたら少しずつ経口ホルモン量を減らしていき
副腎の機能を回復させていくみたいですね。
その結果 薬が必要なくなる(当面のことであっても)人もいれば
本当に少ない量で足りるようになる人もいるんだそうです。



副腎から出なくなっちゃうホルモンは「副腎皮質ホルモン」と言います。
市販の塗り薬にも配合されてる物がありますね。
要はステロイドのことです。



*ミネラルコルチコイド
一口で言うと体内の「塩」の調節をするホルモンです。
体の中の「」無くなったら生きていけないですよね。
血圧にも大いに関係します。
アジソン病では「塩」が少なくなっちゃう傾向です。
このホルモンの補給に「フロリネフ」という薬を飲みます。
高いです・・・しかも投薬量だんだん増えていくし・・・・


*グルココルチコイド
一口で言うと体の中のの調節をするホルモンです。
たんぱく質・脂肪の代謝にかかわってきます。
胃液の分泌促進や炎症を抑える働きをします
特にストレスに関係するホルモン。
ストレス感じると、どっとでてストレスから体を守ります。
ディアの場合はストレスあっても薬の量が一定なのでストレスに立ち向かえません。
一般に「副腎皮質ホルモン」「ステロイド」と言われるのがこのホルモンのこと。


大きくこの二つのほかに性ホルモンも分泌されてます。
ディアの発情期がすごーーく遅れてるのはこのホルモンが出ないせいですね。
ただ、性ホルモンは副腎だけから出る訳じゃないので
発情が遅れても止まってしまうということはないのです。



これが副腎の「皮質」、簡単に言うと「皮」から出てるホルモンですね。
そのほかに「髄質」、「中身」から出るホルモンもあります。
これも聞いたことあると思いますよ~。


アドレナリン です。
興奮状態のときに出るホルモンですね。
心臓の動きを活発にしたり血糖を上昇させる働きがあります。
これがたくさん出てるときは痛さすら感じなくなっちゃうというすごいホルモンです。

アドレナリンは記憶とも関係していて
アドレナリンがたくさん出ているときの事って強く記憶として残るんですって。
すごく怖かった時のこと・・・
すごく怒ってた時の事・・・・
すごく憎く思ってたときの事・・・
思いあたること、ありますよね。

で、面白いのが「副腎皮質」から出てるグルココルチコイドのうちの一つ「コルチゾール」
これは上にも書いたけどストレスを感じた時に
一気に大量に出てきて体を守るホルモンなのですが
これがすごくたくさん出た時って「記憶が飛んじゃう」ってことが起きるんですって。
(詳しく言うと脳伝達物質とか海馬とかややこしいですが)
頭真っ白」とか「我を失う」とか、そういう状態ですね。


鮮明にいつまでも強く心に残ってる記憶と
衝撃的過ぎて忘却のかなたに行っちゃった記憶。

どちらも「副腎」から出るホルモンのなせる業というのがすごいな~と思いました。
副腎って人間だと6gとかそんな小ささなんだそうですよ。
ディアの副腎なんか目に見えないくらいかも(笑)
でも命にかかわる働きをする重要な器官です。
(アドレナリンは副腎からも出ますが脳からもでています。)


ノルアドレナリンってのもあります。
ノルアドレナリンは、寒い時に体を温めるときにも出るんだそうです。
ディアは病後寒がるようになりましたので、
こういうホルモンが関係しているのかなと思いました。

さらに、アドレナリン・ノルアドレナリン(通常一緒に分泌されるようです)が
不足するとうつ状態・無気力状態になるんだそうです。

うつ・・・・・・
無気力・・・・・・


散歩行かないのは無気力のせいですか?
尻尾下げてるのはうつのせいですか?
いつもびくびくと怖がっているのは、これらのホルモンの不足によるものなんでしょうかね。

これがわかったからと言って、ディアをどうすることも出来ませんけどね。


犬の事は人間ほど研究されてませんので、
内容は人間のことになりますが
基本的な仕組みは、人間も犬もそう大きく変わらないと思います。
体って面白いですね~。

あ、そうそうアドレナリン・ノルアドレナリン、これって毒なんですって。
それもサリンに匹敵する強さの毒なんだそうです。
人間も作れるんですね毒。
コブラとかフグとかだけじゃなく。
まぁ人間のはフグやコブラのように相手をやっつけるためじゃなく、
自分を守るためのものだけど。
あ、フグやコブラも自分を守るためか、結局は。




002ajd.jpg
アドレナリン不足でうつ状態のディア(笑)


003ajd.jpg
ノルアドレナリン不足で無気力のディア(笑)



004ajd.jpg
よくここまでお尻にくっつけられるもんだわ、と思うくらい尻尾がお尻にくっついちゃって
お腹にまで回ってます。
ここんとこ調子悪いので、いっつもこんな感じ。
尻尾引きずってるから、踏んじゃうのよね・・・




007ajd2.jpg
あぁ、ごめんごめん、もういいよ~。
モデル、ご苦労さん。




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テーマ:パピヨン - ジャンル:ペット

  1. 2008/06/05(木) 13:53:50|
  2. アジソン病・癌(ディア)2007年7月~
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
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コメント

ディアちゃんの尻尾。。。かわいそうな程、下がってるね。。。
って、ウチの小太郎も年中ダラァ~んって下がってる。。。
なんでだろう?
ホルモンもすごく。。。難しい。。。ね。。。
そういえば、娘が甲状腺と気づく前。。。やけに油っぽかったの思い出したわ・・・
にきびとかすごかったの。。。小学生の時ね。
あれがU^ェ^Uだったら。。。多分被毛がべったり。。。みたいな感じになるんじゃないのかな?そんなことはないか。。。(笑)

そうそう、昆布もダメよぉ~イソ○ンうがい薬もダメなんだもん。。。
でもね、昆布は買うのさ。。。私が好きだから(笑)
娘の場合は。。。成長が止まって、殆ど治ったような感じ。。。まぁ、年に2回は血液検査して経過を見ていかなきゃいけないんだけど。。。さ。。。
  1. 2008/06/05(木) 16:17:36 |
  2. URL |
  3. かぐら #4jJRXCxg
  4. [ 編集]

kuroさんって本当にスゴイ知識ですね~。
いっつもビックリします。
アドレナリンって毒だったんですか!初めて知りました~。
興奮すると出るって言いますよね。

そう言えば人間でも「うつ」の人は性的な興奮も乏しくなるって聞いたことある~。

ディアちゃん尻尾がお腹の方まで 回ってますね。
調子がよくなるといいのにな~ディアちゃん。
最後のうらめしそう~なお顔・・・母さんもういい??ってかんじですね(笑)
応援してるよ~ディアちゃん♪
  1. 2008/06/05(木) 17:35:24 |
  2. URL |
  3. かいまま #-
  4. [ 編集]

頑張ってるね!ディアちゃん!
不覚にもメソメソな私になっちゃって…
そこに居るだけで癒しになってる。
居てくれるだけでいい。
そばでニッパリ笑顔で居てくれて
幸せならいいと…
思っちゃってメソメソしちゃった。
ディアちゃんごめん!頑張ってるあなたに失礼ですね。
悲しくてじゃなくて、もっともっと笑顔で居て欲しいなと思ってたらツツツーと液体が…
kuroさんごめんね~。
  1. 2008/06/05(木) 20:47:21 |
  2. URL |
  3. ちゃあみい #-
  4. [ 編集]

かぐらさん

そう言えば小太郎君も下がってるよね~。
ブラッキー君の真似とか?
シェルティーは上には上げないもんね~。

ホルモンの働きは全身に及ぶからね~・・・
私の知ってる人も定期的に病院行くとか言ってたわ。
普段の生活の中でも気をつけることがあって
大変は大変だと思うけど、
ここは一病息災・・・とも考えられるかな?
ディアもそうだけどさ。
良い方に考えなくっちゃね~。
もちろん病気しないのが一番だけどね。
  1. 2008/06/06(金) 09:31:12 |
  2. URL |
  3. kuro #-
  4. [ 編集]

かいまま さん

いやいや、違うのよ~。
「アドレナリンが毒」とか
「ホルモンが記憶にも関与する」とかは
私も今回初めて知ったのよ。
あまりにも驚いたんでアップしたの。

ディアが病気になったことで調べた時は
アドレナリンとかは関係ないと思ってたのよ。
だから今までは興奮状態の時に出るホルモンって認識しかなかったの。

ディアのこと、どうもありがとう。
元気な時も多いんだけどね。
こんな時もあるんだよね。
  1. 2008/06/06(金) 09:35:08 |
  2. URL |
  3. kuro #-
  4. [ 編集]

ちゃあみい さん

どうもありがとうございます。

元気な時も多いんですが、こういう時もあるんですよね~。
あんまり神経質に気にしちゃいかん、と思いつつ
ヤッパリ気になるんだよね~。

ディア自身は今の体の変化を普通に受け止めて
ありのままで生きてるんでしょうね。
人間の方がそれについていけず
「前はこんなんじゃなかったのに」と過去を振り返ったり
「かわいそうに」と思ってしまったりするんですよね。
「今のディア」が「うちのディア」なのに
なかなか、すんなりと受け止めて受け入れるのは難しいです。
ディアに比べると私はまだまだ未熟者です。
  1. 2008/06/06(金) 09:47:40 |
  2. URL |
  3. kuro #-
  4. [ 編集]

初めまして!
パピヨンただいま5か月の男の子がいます。

さてさて、話が変わりますが私はうつ病の闘病
中です。大分回復して来てますが、まだ完治には
何年かかかります。

で、

人の場合ですが、うつ、無気力(と言うよりも脱力)
はアドレナリンではなく、セレトニンという物質の不足
です。そしてそれを補う為にアドレナリンが出るのですが、それすら使い過ぎてしまい、息をするのすら疲れてしまうほどになり、食事が摂れず、眠れず・・・
と悪循環で衰弱し・・・

本人にしか本当にわからない辛さです。
あくまでも人の場合ですが、
「がんばってはダメ」
「励ましてはダメ」
好きなようにさせて、出来るときにできるだけ。
出来ないときはできなくていい。

ディアちゃんはワンちゃん。人と違って心を読むのが
上手。心配している気持ちが伝わりすぎないように
してくださいね。いつもと変わらないように接することが大切です。

では、突然お邪魔しました。私は愛する嫁とパピヨン
くん、ヨウム、オオハナインコ、それ以外にインコ系6羽と暮らしています。
  1. 2008/06/06(金) 13:25:40 |
  2. URL |
  3. 通りすがりですが・・・ #0tR8pBJg
  4. [ 編集]

通りすがりですが・・・

中途半端な書き方をしてしまい、嫌な思いをさせてしまいました。
申し訳ありません。

犬ブログなので、医学的に専門過ぎることを書いても
興味を持ってもらえませんし、
私自身にもその知識がありません。
ある程度の知識は、その病気(我が家の場合はアジソン病ですが)にかかわる者として必要でしょうが、
ある程度以上は専門家(医師)におまかせするのが一般的と思っております。


今回の記事について
アドレナリンというのは比較的知名度が高くどなたにも分かってもらえるかなという気持ちで出しました。
実際にはドーパミン・ノルアドレナリン・アドレナリンが
相互な働きを持ちながら一緒に(量の多少はありますが)分泌される物と認識しております。
それを押さえながら必要量分泌させる調節の役目を果たすのがセレトニン(セロトニン)ですね。

犬については大脳基底核ではドーパミンが使用されているとの研究結果のようですが、
一般に犬に対しての話でドーパミンを言葉に出すほうが誤解を招くでしょうし
(犬が笑うというのも、人間が言ってるだけ、ということですしね)
それを説明する言葉も知識も持ち合わせておりません。
なので故意に省略しました。


アドレナリンについては脳以外にも副腎髄質からも出ています。
ディアのように副腎が機能しない病気では
副腎から本来出るアドレナリンは出ないことになります。


誤解のもとは「どこから出たホルモンの話なのか」ということですね。
誤解を招く書き方で申し訳ありません。
病気の事ゆえ、あまり深刻に書くとこれまた皆さんにご心配をかけてしまいますし、
言葉というのはなかなかに難しいです。


闘病中でお辛い気持ちを逆なでしてしまったかもしれません。
本当にごめんなさいね。
まだ、ここは違うとか、こういう言い方は誤解を招くということがありましたら、お知らせ下さい。
犬に夢中で他のことには気が付いてない場合も多いと思いますので。
よろしくお願いします。

ここに続けてコメントくださっても結構ですし
このページ左上にメールリンクを張っています。
クリックしてメールでご連絡いただいても結構でございます。


ディアへのお心使い、私へのアドバイス、ありがとうございます。
なるべくストレスにならないよう、いつも平常心で、と思いながらもなかなか、うまくいかないことも多く反省することも多いです・・・・

もしよろしければ同じ犬種飼いということで、またいらして下さいね。
我が家には無類の鳥好きの息子がおります。
理由は忘れましたが(息子はちゃんと言ってたんだけど)
ヨウムはすごい鳥なんだって言ってたことがあります。
今度詳しく聞いてみます。

ご指摘ご訪問ありがとうございました。
  1. 2008/06/06(金) 14:14:54 |
  2. URL |
  3. kuro #-
  4. [ 編集]

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