膝蓋骨脱臼

北海道運動器動物病院にて指導された
「ヒザの皿を戻してストレッチ」は
以下の二つにアップしてあります。

膝蓋骨脱臼の診断
http://snowgarland.blog38.fc2.com/blog-entry-2980.html

膝のトレーニング実践
http://snowgarland.blog38.fc2.com/blog-entry-2985.html


ディアの足、その後はどうですか?とコメント頂いた時の記事がこちら
ディアの足


北海道運動器動物病院にて指導された
「ヒザの皿を戻してストレッチ」が出来なくて、
結局「立たせてマッサージする」という方向に変えたのですが、
それでもディアには効果があり、良い状態を保っていたと思います。
その時の動画を取っておけば良かったです。
もうディアはいなくなっちゃって再現が出来ないので、
我が家の俳優さん達に演技をお願いしました。



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モデルはカミィです。
カミィは筋肉がいっぱいついていて、
さらに最近は  脂肪も付いてきた ので
ちょっこらそっとではぐらついたりしません。が、
お腹を触ると足をあげそうになるので、
お腹や内ももを触る時はあまり力を入れないようにしています。

まず足を上下方向にまっすぐにのばしてまっすぐ立たせます。
足を伸ばすと膝の皿が戻ってきやすいのです。
靭帯が緩んだ格好になるので。

後ろ足の付き位置は自然についた辺りが良いのかなと思いますが、
出来るだけ一度で決めないと、またヒザの皿が外れてしまいます。
足を最適な位置に付きなおそうとして本人(犬)が足を上げるからです。
足を上げるとヒザの皿が外れます。
あまり後ろだと膝の皿が外れます。
シッポの付け根の真下か若干それより後ろか、そんな感じかなぁ?

このカミィの時は私が付かせた位置が前過ぎたみたいです。


で、足を撫ぜます。
この時は足を緊張させるというか、筋肉に力を入れさせるというか、
足を意識させると言うか、そんな感じで足を触っています。


マッサージとかそういう所まで行きません。
そこまで力を入れちゃうと膝の皿が外れるので。
膝の皿が外れない時は、少し力を入れて撫ぜ手もいいと思うし、
かかとのあたりを持ってヒザの曲げ伸ばしをしてもいいと思います。
ディアは膝の皿がすぐに外れちゃって出来ませんでしたが。
もし曲げ伸ばしをする場合はまっすぐ上方向じゃなく、
頭方向に向かって曲げるような感じになります。
後ろ方向だと膝の皿が外れます。

ただ、撫ぜてるだけでも筋肉を動かしています。
前後左右上下、触ると力が入ります。
それだけでも足の悪いコには良い影響があるのです。
膝の皿を支えるのは筋肉なので、少しでも筋肉を動かす事で
膝の皿を正しい位置に保つ事が出来るのです。
ディアは出来ていました。
すぐに外れちゃっていましたが、これで歩く事が出来ていましたから。
(調子が悪く少ししか歩けない日もあったけど。)

次に膝の皿が外れないような力加減で体を前後に動かします。
慣れてきたら左右にも動かしていました。
こうすることで筋肉が動きます。
筋肉は熱を生み出す所なので、筋肉を動かす事で温まってきます。
マッサージで外から温める表面的なものよりも
筋肉を動かす事の方が何倍も温めることが出来るのです。
血の巡りが良くなって血流が増え栄養や酸素がいっぱい運ばれます。
老廃物も運びだされて、良い環境になります。

動かさない所は冷えて行きます。
筋肉も細くなっていきます。
そうすると栄養も酸素も無く老廃物が溜まります。
筋肉はかたく縮こまって行きます。
どんどん悪い方にいってしまいます。
特に関節周りの軟骨部分は血の巡りがすごく悪い所なんです。




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次のモデルはラスカです。
ラスカは軽いので後ろ足が浮きがち。
その上、私のする事を不気味がって(?)後ろ足を上げることが多いですね。
こう言うコの時は上から押さえると良いです。
動画でも腰に置いた手で下方向に負荷をかけています。
足をちゃんと付かせていないと膝の皿が外れるからです。
負荷をかけることは筋肉にとてもいい事なんです。
私はアイラのヒザが悪かった時に、
足にウェイトをつけて鍛えようかと本気で思っていました。
実際につけたんですが、アイラが嫌がって「鍛える」所まで行きませんでした。
難しいものです。
ただ、ディアだったらウェイトつけても耐えたと思います。
その時に思いつかなかったんですよ。残念でした。

モデルのカミィもラスカも動きませんが、
イオナやナイルだと、足の方を見たり、手をなめてみたり、結構動きます。
何されてるかわからないから嫌なんですよね。
そう言う時はずーっと声をかけ続けてあげると
頑張ってくれるのかなと思います。
イオナやナイルは声をかけると頑張れました。
これも嫌がらない程度の強さや時間を守るのが大事ですよね。

足の他に腰も悪かったディアは、
最初はどのくらいの力加減・時間にして良いのかわからず、
また、ディアはよく我慢するコでしたので、余計わからなかったのですが
なんとなく「はぁぁ・・・」ってため息ついた顔をした時にやめてました(笑)

あと、やっぱり毎日、と言わず一日に何度もするといいかも。
犬の一日は、人間の一週間でしたっけ?
一日サボると人間で言えば一週間サボった事になります。
前にも何度かブログで話題にしましたが、
夫がかかとを折ってベッドに寝た切りで居た時、
(移動は車椅子)
一週間でモノのみごとに筋肉が落ちてしまいました。
ヒザ関節が巨大に目立つ足になってしまったのです。
立つようになった時には当然足に力が入らない。
関節は筋肉に支えられてるんだと思った事でした。
それが杖をつきながらでも足に負荷(体重)をかけ動かすことで、
本当に短期間で筋肉は戻ってきました。
(こちらの方はどのくらいの時間がかかったか覚えてない)

本当に悪い、ディアみたいな状態だと不可(体重)かけて立つと言うだけでも
良い効果が期待できると思います。



ディアの場合のお話ですが、
不足な部分や疑問がありましたら何度でもアップいたします。


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テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

  1. 2017/02/07(火) 07:17:03|
  2. 足・腰(ディア)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

凄く貴重な動画をありがとうございます。
うまく出来るか分かりませんが、やってみます。
まろんも可愛がる以外で触ろうとするとすぐに感知して嫌がるので難しいそうです。
私自身が身体が痛くて、朝はストレッチをしてからでないと動けないので年取ったワンコもこういうのはとても大事だと思います。

パピヨンのブリーダーさんでしたが、お里に居る間の生後まもなくの頃に足の屈伸(だったと思います)をして鍛えたらパテラを一生予防出来ると言われていました。
そんなブリーダーさんが増えたらいいなぁと思います。
  1. 2017/02/14(火) 18:58:24 |
  2. URL |
  3. shoko #WG3/H9bE
  4. [ 編集]

shoko さん

あぁ、私もそれHPを見た事があります。
膝の屈伸。
ただパテラは幼少期の過ごし方だけで決まる訳ではないです。
獣医師たちも軒並みそう言いました。
いくら骨格がしっかりしていても、骨格を支える筋肉が無いとダメだからです。
これは一例ですが。

ブリーダーさんは慣れてるので問題なく出来るでしょうけど、
慣れないと屈伸の時の方向が難しいです。
わたしは獣医師に実際に手を取って教えてもらいましたが、本当にこれで良いのか?と思う事がありましたよ。
我慢強いコは泣いて教えてくれないので、
無理がかかっても飼い主が気づかない場合もあります。
(ディアがそうでした)
  1. 2017/02/14(火) 22:31:43 |
  2. URL |
  3. kuro #-
  4. [ 編集]

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