原因は何だったのか

行った二件の動物病院で
激しいけいれん発作や異常な低血糖(数値は24)
脳腫瘍かインスリノーマ(膵臓腫瘍 すいぞうしゅよう)ではないか?
と言われたアイラ。


脳腫瘍・・・・う~ん・・・・どう考えても当てはまらない気がする。
例えば、立ちくらみ(めまい)、足の動きが悪い・立ち上がる時の動きが悪い・
ふらつく・よろける目の動きや視力や聴力がおかしい・倒れる・てんかん、
など、脳にダメージがありそうな様子は見られなかったのです。



インスリノーマ。
どちらか、と言われればこちらのほうが可能性としてはあるように思います。
膵臓(すいぞう)の癌です。
(犬の場合はほとんどが悪性とのことです)
ただ、命を脅かすほどの低血糖状態だったにもかかわらず、
肝臓や腎臓数値には全く問題がなかったというのも、
それ、本当にインスリノーマですか?と思っちゃうんですけど。


ただ、白血球はかなり高い数値だったので、
どこか悪い所があった(炎症があった)と言う事ですね。
(癌でも白血球値はあがります)

膵臓(すいぞう)や肝臓・腎臓は関係しあって働きます。
膵臓(すいぞう)が悪くなると肝臓や腎臓も悪くなっていく、とは
アイラが膵炎(すいえん)になった時の獣医師の説明にありました。


「膵炎(すいえん)でダメージを受けた膵臓(すいぞう)の細胞は二度と再生しない」
と言うのが、アイラの膵炎から学んだ事でした。

腎臓も一度壊れてしまった細胞は2度と再生しないと言われています。


肝臓は、ダメージを受けても細胞は再生すると言われていますね。
(肝不全とか機能がダメになっちゃったら、もう再生は無理ですけど)




脳細胞も腎臓や膵臓(すいぞう)と同じように、
一度壊れた細胞は二度と再生しないと言われています。
父や姑や夫の脳疾患で嫌と言うほど学びました。

それってどういう事なのでしょう。

細胞が死んで、それはずっとそのままなのでしょうか。
体の中で死んだ細胞がそのままと言う事でしょうか。
死んだ部分の大きさ分、機能が低下すると言う事でしょうか。

体は生身です。
そしていつも生きるために動いて(働いて)います。
機能が弱い所や、どこか悪い所がある、そんな時には
どこか他の部分がそれを補うんじゃないかと私は思うのです。


実際に、脳疾患で脳細胞が死滅しても、
脳を使う事で(考えたり話したり体を動かしたりということで)、
脳内の神経細胞が伸びて行き、
バイパスを作ったり、弱い部分にも神経を張りめぐらせ
なくなった機能を復活させる事が出来るんですよね。
リハビリして機能が戻る(動かない足が動くとか、言葉が話せるようになるとか)ことは
よくありますし、それを知ってるから今は脳外科のリハビリはかなり進んでいます。


腎臓や膵臓(すいぞう)はどうなのでしょう。
脳のように神経が伸びたりしないのでしょうか。

神経が伸びなくても、ある程度は機能を保つために
残った部分が頑張っていきますよね。
腎臓などは、残った部分にかかる負担が大きくなるので
だんだん弱って機能不全になると言いますけど。
(アイラの行った病院では腎臓や結石のビデオが流れています)


膵臓(すいぞう)はどうなのでしょう。
もし膵炎によるダメージ分、機能も落ちているとすれば、
膵炎から回復した後も、余力がなく、何かあれば
すぐに膵炎の特徴的な症状が出てきてしまうと言う事になりますよね。

白っぽい便(脂肪便)とか、腹痛、
腹痛による特徴的なポーズ(祈りのポーズとか言われるやつです)
黄疸や食欲不振、嘔吐下痢、など。


アイラは膵炎から回復して以来、膵炎に特徴的な症状はありませんでした。
しいて言うとすれば一つだけ
「祈りのポーズ」と言われる恰好を時々する事くらいでした。
最初の頃は、この恰好をしているアイラを見ると
お腹痛いのかな?と思い、お腹を押してみるって言うのをよくやってました。
(獣医師が触診する時と同じやり方です)
お腹の下から手を入れてお腹の左右を親指とその他の指ではさみ、
ゆっくり押していきます。
親指とその他の指がお腹を挟んでつくくらいまで押しても
犬がお腹に力を入れないとなると痛みがないと思っていいですね、普通は。


アイラはいつも痛がりませんでした。

胃の調子悪いのかな?と思って
こう言う時は消化良く量少なめ脂なし、のご飯を作りました。

ですから、アイラのすい臓は日常生活に困らないくらいの機能は
十分に持っていたと思うのです。
ある程度のストレス(暑い日の散歩も・雪の中の散歩も平気でしたので)にも
対応できるくらいの余裕があったと思うのです。


ただ、犬の癌って一週間で何倍にもなる事があるんだって。
大きくなり始めたら早い、そういう種類もあるんだって獣医師に聞きました。

アイラのはそう言うのだったんだろうか・・・・・・

ディアを大学病院に連れて行った時、
腸などの癌は触ればわかるはず、と獣医師が言ってました。
(肥満犬を除く)
癌は固いから、って。

命をおびやかすほど大きくなった癌が、
二件の病院のどの先生も気がつかないと言うのも考えずらく・・・・・
あったとしてもそんなに大きい癌では無かったと思うのです。
膵臓(すいぞう)は場所柄小さい腫瘍なんかは触診ではわかりずらいと思いますし。
(膵臓は胃の裏側にある。たぶん犬も同じ場所だと思う)





058inor.jpg
祈りのポーズ。
モデルはナイル。
後で、記事にするかも知れないけど、
子宮蓄膿症の手術前のナイルはこの恰好をよくしていました。
仕事中は見てないけど、たぶん毎日してたんじゃないかなと思っています。
受診4~5日前くらいから。

重症じゃないと思えるのは
シッポが上がってる事。
何かに耐える風な顔をしてない事。
(例えば耳毛が細かく震えるとかね)


と、


059nir.jpg
呼んだらこんな機嫌よさそうな顔でこっちへ来た事、なのです。
おそらくはちょっと痛かったり具合悪かったりするのだろうけど、
深刻な状態ではないと私に判断させる要素三点でした。

ちょうどアイラが亡くなった時と重なったため
深刻でなければ対応はあと、という状況でしたし。




結局はどんなに考えても、
アイラを死に至らしめた原因はわからないのです。
わかったらどうなのだ、とも思いますけど、
今生きてる5匹のために生かせたら、と思ったんですけどね。
アイラの命を無駄にしないためにも。


でももうわからないから、無理やり考えるのやめます。







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テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

  1. 2015/08/05(水) 06:27:40|
  2. アイラ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

原因が分からないので余計混乱するし、
辛いですよね。
何故こうなってしまったのか知りたいと
思います。
原因が分からなければ対策が立てられない。
次に活かすためにもやっぱり知っておきたい。

物が言えないだけに堪えますね。

>膵炎(すいえん)でダメージを受けた膵臓(すいぞう)の細胞は二度と再生しない
IPS細胞がもっと普及すれば再生治療が
一般的になるのかな?
ペットにまで使われるのはいつになるんだろう。

>犬の癌って一週間で何倍にもなる事があるんだって。
え!?それは怖い。
そんな種類の癌があるなんて(汗)






  1. 2015/08/08(土) 22:12:48 |
  2. URL |
  3. チョビのお姉さん #-
  4. [ 編集]

チョビのお姉さん さん

>IPS細胞がもっと普及すれば

そうそう!
そうだよねぇ。
これが出来れば、ディアの副腎、新しく作れるものー。


  1. 2015/08/09(日) 07:02:07 |
  2. URL |
  3. kuro #-
  4. [ 編集]

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