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アイラ

近所の病院に入院です。

この病院には夜間動物病院受診時の検査結果が
あらかじめファックスで送られています。

獣医師は
原因として考えられる事としては
膵臓(すいぞう)の腫瘍、脳腫瘍、ホルモンの病気、をあげられました。

「でも今は原因がどうだと言うのではなく、
まずは今のけいれん発作を抑えることが優先です。
夜間病院でも眠らせて頭を休めていたみたいだし、
ステロイドを使って行こうと思っています。
まずは頭を休める。発作を抑える。それをやっていきます。
まず数日の間は。」

と言う事で、
まずは獣医師が「この薬でこういうふうにやっていきます」と説明してくれたので
少しばかり安心して家に帰ります。

お腹、すいてる訳じゃないけど、
アイラのために一生懸命働かなきゃならないもんね。
入院長引きそうだし。
何か食べなきゃ。
で、食べたんですけどね。
まずい。
こんな美味しくない食べ物食べたくない・・・・と思いつつ無理やり飲み込む。

苦労して飲み込んでる最中に電話が鳴る。





アイラちゃん容体が急変しました。
心肺停止状態です。





わかりました。とだけ答えて受話器を乱暴に置く。

アイラ・・・・・



もうすっかりうろたえた私は、
一刻も早く病院に行かなくちゃ、と思いながら・・・・

歯磨きをしていました。

ほら、食後だったし。


歯磨きのコップも乱暴に置き、
口をすすいだ水もびしゃっと乱暴に吐きだす。

この期に及んでまだ私は「アイラの心臓が止まる訳ないでしょ。」と思っている。

病院に行ったら、きっとアイラが処置をされながら私を横目で見るはず。
「おそいわよ」  って。

チャリに乗って病院へ行く。
もうその時の気持ちは忘れてるけど、
交通事故だけは気をつけなきゃと思った覚えがある。


病院についたけど受付に誰もいない。
覗き込んでも誰もいない。

待合室で待ってた方が「中に入ったら?」と言ってくれる。
おそらくは電話での「心肺停止」を聞いてたんだろうね。
だから「中へ」と言ってくれたんだと思う。


中に入る。
酸素チューブを口に入れて心臓マッサージを受けるアイラが見える。
そばに行ってみたアイラは、もう生きていないのが一目でわかる。
もう死んじゃってるのに、獣医師は私がつくまで頑張ってくれていたのでしょう。

「先生、もういいです」
「今度大きなけいれんが来たらだめかもしれないと思っていました」

と言うと獣医師はようやく手を止め、

「治療した20分後に大きなてんかん発作が起きました。
(たぶんステロイドとかの点滴の事だと思う)
そして心肺停止状態になりました。
もう、硬直が始まってきちゃってます。」と説明してくれます。

私が触ったアイラの頭はもう固くってしなやかさや柔らかさは全くなくなってました。

「お尻が便で汚れているので洗って綺麗にします。
そのあと棺に入れますね」

と言われ待合室で待ちます。

そう言えば耳とかお尻とかに綿を詰めるって言ってたな。
人間と同じようにするんだね。

我が家で前に飼ってた猫は、自宅で亡くなったので、
箱に敷物敷いて保冷剤をお腹に置いただけだったな。


あとから、あれっていくらなのかしらと思って明細見ると・・・
001 air(2)
一番最後の「エンゼルセット」が
お尻を洗ったり、棺に入れたり、保冷剤を入れたりそう言う一式のことなのでしょう。
一式で3240円なり。


準備が出来て診察室に呼ばれます。
棺に入れられ、来たときにくるんでいた毛布がかけられています。

で獣医師が
「目が開いたままなんです。
病院によってはボンドでくっつけるとか、
テープで止めちゃうとかするみたいなんですが」というので

「いや、このままでいいです。」とお返事します。
アイラはまだ何か見たいものがあるのかもしれないしね。
目、開いてるからほんとに生きてるようなの。



来る時はチャリだったけど、
帰りはタクシー呼んで帰ります。

軽くなっちゃったアイラ。

前日の診察時は2.95kgで過去最低の体重でした。
一番多い時で3.7kg以上あったはず。
でも、この日はもっと軽いよね。

辛い辛い12時間が終わって、
静かな時間が流れます。
もう体はけいれん起こさない。
けいれん起こさないけど、心臓もお腹も動かない。
アイラの全てが止まってしまいました。



アイラの12年10カ月は終わってしまいました。


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テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

  1. 2015/07/30(木) 17:39:38|
  2. アイラ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

遅くなりました

アイラちゃんの突然の旅立ちにびっくりしています。
あんなに元気だったのに。
ちょっと前の記事も読ませて頂きましたが、本当に急だったのですね。
kuro家の個性的な性格のパピヨンズの中でも、ひときわクールビューティーなアイラちゃん、もう居ないなんて本当に信じられません。
12歳は小型犬ではまだまだ若い、早すぎます。
最後の写真のアイラちゃん、本当に子供みたいに可愛いです。

続いてナイルちゃんも子宮蓄膿症手術もあったりでkuroさん大丈夫ですか?
術後少し元気が無かったようですが、今は無事に回復したようで良かったです。
消毒はまろんは無かったので、へぇ~と興味深かったです。

娘さんの体や心は大丈夫ですか?
離れて暮らしているから心配ですね。
  1. 2015/07/31(金) 17:52:32 |
  2. URL |
  3. shoko #WG3/H9bE
  4. [ 編集]

アイラちゃんは とても安らかな顔をしています 
ブログの中や家族みんなの中で思い出として
しっかりと アイラちゃんの生きた証が残っていますし 
 
KURO様お辛いでしょうが アイラちゃんは幸せだったと思いますよ。生意気言ってすいません
  1. 2015/07/31(金) 19:01:21 |
  2. URL |
  3. マーチン #-
  4. [ 編集]

shoko さん

>12歳は小型犬ではまだまだ若い

私もそう思います。
13歳のディアだって元気いっぱいですから。


娘は不調がいろんな形で出てきています。
病院二回目で「自律神経を整える薬」と言うのを出してもらったようです。
  1. 2015/07/31(金) 23:48:28 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集]

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  1. 2015/07/31(金) 23:54:20 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

マーチンさま

そうですね、そうも思ったりするのですが。
何しろ突然過ぎて気持ちがついて行けません。
ナイルは帰って来たのになんでアイラは帰ってこないんだろ・・・・と思っちゃったり・・・・
  1. 2015/07/31(金) 23:56:32 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集]

内緒さま

ありがとうございます。
暑い時期なので、人間を含めてご飯は工夫をしています。

  1. 2015/08/01(土) 00:03:10 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集]

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