石井ますみの獣医学入門  癌と凍結療法

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■癌と凍結療法

 19歳や16歳で、心臓が悪い子が、皮膚に自壊した癌細胞を持っている場合は、
どのようにすれば、いいのでしょうか?

 もちろん麻酔をかけて外科的に取り除ければいいのです。

 でも、そんな高齢の子で、心臓疾患を持っている子に出来るでしょうか?
 放置しておくというのも方法もあります。
 でも皮膚が自壊して、血がじわりと出ていたりする場合は、
室内は汚れるし、感染症にもなります。

 そこで、凍結療法というものがあります。
 
 患部に冷たいガスが出るもので噴霧するのです。
凍結切片作製時のスプレーがあるので、それで、1週間に3回程します。
はじめは、効いているか、どうかわからない
のですが、2週間もすると、小さくなり、血も出なくなります。

 こんなに効果があると思っていなかったので、写真を撮っていませんでしたが、
2例めの症例をしていますので、写真で時系列に証明します。

 患部に噴霧するときの注意ですが、一度に長い時間ではなく、
数秒を3、4回程度、一瞬、白くなりますので、その程度で大丈夫です。
そんなことで、1例めは、効果がありました。
完治はしませんが、血がにじまなくなるし、小さくなるので、
大きな進歩だと思います。

 犬や猫が、高齢化の時代、何も出来ないのではく、
小さいことでも治療をして、クオリティー・オブ・ライフを
豊かに暮らして欲しいと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


今回の「石井ますみの獣医学入門」に載ってた凍結療法って
アイラの前足の時と同じやつよね。
そっか、自壊した傷にも効くんだ。

と思ったけどアイラの前足程度の小さな所への治療でもあんなに痛そうだったのに、
広範囲の自壊への治療・・・・
効果はあるみたいだけど、
その効果が出るまでが辛いよなぁ・・・・と思ったり。


アイラの事例はここ
「冷凍お手手」
翌日の様子
「冷凍お手手 翌日」
関連記事

テーマ:パピヨン - ジャンル:ペット

  1. 2014/05/19(月) 09:15:47|
  2. メルマガより
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<3日ぶりの快晴 | ホーム | 散歩に行かない日>>

コメント

冷凍療法かー。

アイラちゃんの冷凍お手手を見てみた。
そうだったねー。
アイラちゃん、悲鳴を上げながらも
我慢してたもの。

広範囲に渡る液体窒素の塗布かー。
痛いよねぇ・・・・。
考えちゃうねぇ。
  1. 2014/05/20(火) 22:59:33 |
  2. URL |
  3. チョビのお姉さん #-
  4. [ 編集]

チョビのお姉さん さん

もちろん、麻酔するだろうけどさ(アイラも麻酔したし)
麻酔切れた時、痛いよね。
これ・・・・悩むわー・・・・
  1. 2014/05/21(水) 08:19:38 |
  2. URL |
  3. kuro #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://snowgarland.blog38.fc2.com/tb.php/2777-a5a6afd8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)