どこからの抜粋なのか覚えていないのだけど
ドットわんと須見先生(納豆で有名な方ですね)の対談と言うかインタビューのようです。
血栓溶解では、かなりの即効性と持続力を発揮します。
納豆を食べてから約2時間で血栓が溶けはじめ、その持続力はなんと長い人で8~12時間。
病院で使われている血栓溶解剤ウロキナーゼは高額なうえに、血液内で作用する時間は4~20分ですから、
ナットウキナーゼがいかに優れているかお分かりいただけると思います。
ドットわん:薬よりも強いなんて驚きです!
須見先生:そうなのです。しかもナットウキナーゼは納豆を食べるだけで摂ることができるので、
点滴のように痛い思いをすることもありません。
ドットわん:口から摂っても効果があるのですね。胃酸で働きが失われはしないのですか。
須見先生:ナットウキナーゼは酸性である胃でもアルカリ性の小腸でも、
その活性は失われずに吸収されて、血栓を溶かすことが実験で判明しています。
ドットわん:安心しました。ちなみに血栓に効く食べ物というのは、納豆以外にもあるのでしょうか。
須見先生:血栓症を予防するという食べ物は、古来より数多く言い伝えられています。
ショウガやにんにく、ネギ、シイタケ、小豆などです。
しかし、いずれも血が固まらないように予防する働きをもっているだけ。
すでに血管内にできてしまった血栓を溶かすことができる食品は、今のところ納豆だけですね。
ドットわん:たった1つなのですか。
須見先生:はい。しかも薬とは異なり、納豆には副作用などがありませんから、ぜひ積極的に食べていただきたいですね。
ドットわん:ナットウキナーゼを効果的に摂るために、何か大切なことはありますか。
須見先生:3点あります。
1点目は「あまり熱を加えずに食べる」ことです。
ナットウキナーゼは熱に弱く、70℃以上の熱を加えると働きを失ってしまいます。
2点目は「夕食時に食べる」ことですね。
ドットわん:食べる時間帯によって何か変化があるのですか。
須見先生:心筋梗塞および脳梗塞の予防に良いのです。
実は心筋梗塞や脳梗塞の発症率が最も高い時間帯は、早朝の3時から4時くらいだという世界的なデータがあります。
これは体内にもともと備わっている血栓を溶かす酵素の量がその時間帯に減少してしまうことが原因だと考えられます。
納豆は血栓溶解に非常に優れていますが、食べた直後からすぐに効くわけではありませんから、
予防のためと考えると夕食時が効果的というわけです。
ドットわん:なるほど。それは絶対夕食に食べたくなりますね!では、3点目はどのようなことでしょうか。
須見先生:「継続して食べる」ことです。
「ナットウキナーゼ」は続けて食べることで、血栓溶解作用が向上することが分かっています。
ドットわん:第1回「納豆菌」、第2回「ビタミン」でお話を伺った際にも、
体内に長くは留まれないという点から継続の大切さを教えていただきましたが、
「ナットウキナーゼ」は続けて食べることで作用がより強くなるのですね。
須見先生:そうなのです。しかし、これらについてあまり難しく考える必要はありませんよ。
それぞれの栄養素ごとに継続すると思うと大変ですが、納豆であれば、「納豆を美味しく食べるだけ」で大丈夫ですから。
ドットわん:1つの食品でこんなに色々と摂れるなんて、納豆のすごさに改めて気付かされますね。
須見先生:そうですね。このような素晴らしい食品が日本では1000年以上に渡って愛されてきたのは本当に不思議で、
また幸運なことですね。納豆が血栓を溶かすと言うのはずいぶん前からいろんなところで言われていますよね。
若いころは少々の無理は平気だった体も年をとると意識していたわってやらないと頑張れなくなってくる。
それは犬も人間も同じことでしょう。
さて納豆ですが。
私は納豆が好きですが毎日食べると言うほど好きでもなく
納豆の付いた食器を洗うのがおっくな時もあります。
うちの犬たちも納豆は好きですが、ラスカはあまり食べません。
以前はラスカも嫌わずに食べていたんだけどなー。
今はドライ納豆なども取り入れています。
ただ、匂いも粘りも少ないドライ納豆でもラスカはたまにしか食べないので、
ドライ納豆も今ある分を食べちゃったら、普通にスーパーに売ってるのを使うようにしようと思います。
フリーズうドライとか、栄養がほとんど壊れずに残っていると言うことなのだけど、
そこ、ほんと?と思うしね。
このインタビュー見つけた直後に週刊V-magazine でナットウキナーゼを取り上げていました。
■赤血球凝集と全血粘性におけるプロ繊維素溶解酵素であるナットウキナーゼの効果
Effects of nattokinase, a pro-fibrinolytic enzyme, on red blood cell aggregation and whole blood viscosity.
Clin Hemorheol Microcirc. 2006;35(1-2):139-42.
Pais E, Alexy T, Holsworth RE Jr, Meiselman HJ.
野菜チーズのような食品である納豆は、歴史的に1000年以上前から広がり日本においてかなり人気がある。
ナットウキナーゼと呼ばれる繊維素溶解酵素は納豆から抽出できる;
その酵素は275個のアミノ酸残基で構成されるサブチリシン様セリンプロテアーゼで、分子量が27.7kDaである。
試験管内および生体内での研究において一貫して酵素の強力なプロ繊維素溶解効果を示している。
しかし、現在様々な血行動態パラメーターにおけるナットウキナーゼの効果を評価している研究はない。
そこで我々は赤血球凝集と血液粘性における酵素の効果の評価を始めている。
37度で30分ナットウキナーゼと一緒に血液サンプルを保温(最終活性は 0, 15.6, 31.3, 62.5 そして125 units/ml) した。
赤血球凝集はMyrenne MA-1 aggregometerを使って測定し、
血液粘性はコンピューターによって制御されている走査型キャピラリー・レオメーター (Rheolog)で測定した。
試験管内での結果から、明らかな用量依存的な赤血球凝集の減少と低剪断粘性を示し、
過去の動物を使った生体内の実験で得られた結果と同じ濃度で明らかに有益な効果が示された。
従って我々の予備的なデータは、試験管内においてナットウキナーゼの前向きな血行動態学的効果を示し、
治療薬としての潜在的な可能性と追加研究および臨床知見の必要性が示唆された。(Dr.Kawano訳)
■血圧に関する納豆キナーゼの効果:ランダム化コントロール試験
Effects of nattokinase on blood pressure: a randomized, controlled trial.
Hypertens Res. 2008 Aug;31(8):1583-8.
Kim JY, Gum SN, Paik JK, Lim HH, Kim KC, Ogasawara K, Inoue K, Park S, Jang Y, Lee JH.
この研究の目的は、前高血圧あるいはステージ1高血圧患者の血圧において、
納豆キナーゼのサプリメントの効果を検査することだった。
ランダム化二重盲検プラセボコントロール試験において、
無治療で収縮期血圧が130~159mmHgの範囲にある20~80歳の86名の参加者に、
8週間にわたり納豆キナーゼ(2,000 FU/カプセル)あるいはプラセボカプセルを投与した。
73人の患者がプロトコールを完遂した。
コントロール群と比較して8週間の治療介入後の収縮期血圧と拡張期血圧(DBP)における正味の変化は
それぞれ-5.55 mmHg(95%信頼区間[CI], -10.5 ~ -0.57 mmHg; p<0.05)と
-2.84 mmHg (95%信頼区間[CI], -5.33 ~ -0.33 mmHg; p<0.05)だった。
レニン活性における一致した正味の変化は、
コントロール群と比較して納豆キナーゼ群で-1.17 ng/mL/hだった(p<0.05)。
結論として、納豆キナーゼのサプリメントは収縮期血圧と拡張期血圧を下げる結果となった。
これらの所見から納豆キナーゼの摂取を増やすことが、
高血圧の予防と治療に重要な役割を果たすことが示された。(Dr.Kawano訳)
■ウサギの腹部動脈における経皮経管的血管形成術後の再狭窄に対する納豆キナーゼの効果
[Effect of nattokinase on restenosis after percutaneous transluminal angioplasty of the abdominal artery in rabbits]
Nan Fang Yi Ke Da Xue Xue Bao. 2008 Aug;28(9):1538-41.
Gong M, Lin HB, Wang Q, Xu JP.
目的:ウサギの腹部動脈における頸動脈バルーン法( Balloon injury )後の
内膜の肥厚に対する納豆キナーゼの効果を観察することと、
経皮経管的血管形成術後(PTA:Percutaneous Transluminal Angioplasty)の
再狭窄を防ぐための新規方法を探索することが目的だった。
方法:56頭のニュージーランドラビットを無作為に7つのグループに分け、
すなわち溶媒コントロールグループ、モデルグループ、ナットウ抽出洗浄液グループ、
精製納豆キナーゼ洗浄液グループ、静脈内精製納豆キナーゼ注射グループ、
クロピドグレルグループそしてクロピドグレル-アスピリングループとした。
バルーン傷害は大腿動脈からウサギの胸大動脈へカテーテルを挿入して誘導した。
血小板数に注意し、血小板凝集を観察し、腹部動脈は病理学的分析のため採材した。
腹部動脈においてMMP-2とMMP-9の発現を免疫組織化学的に検出した。
結果:モデルグループと納豆キナーゼ治療グループの間で、
血小板数、血小板凝集率あるいはMMP-2とMMP-9の発現に明らかな相違は無かった(P>0.05)。
モデルグループの指標に比べ、それぞれの納豆キナーゼ治療グループにおける狭窄の指標は有意に大きく、
新生内膜増殖の指標はよりわずかであった(P<0.01 あるいは 0.05)。
結論:納豆キナーゼは、血小板あるいはMMP-2とMMP-9発現対するその作用とは別に
経皮経管的血管形成術後のウサギの腹部動脈狭窄を抑制させることができる。(Dr.Kawano訳)野菜チーズのような食品 (笑)
我が家では塩麹(しおこうじ)を常に作って常備しており
犬用に常備している鶏肉を塩麹漬けにしてある。
(それを人間も時々食べる)
塩麹につけとくと傷まないのよね。
タラみたいにすぐに傷んで臭くなる魚も塩麹に漬けておくとしばらく大丈夫なの。
納豆は納豆菌でしょ、麹は麹菌でしょ。「菌」ってすごいのねー。
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- 2021/03/02(火) 07:16:23|
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今日から三月ですね。
春は北海道人の多くが嫌う季節だけど、
でも暖かくなると体が喜ぶ。
ただ、明日は大雪の予報が出ている。
去年の秋に目と耳がほとんど機能しなくなって
(目は外で明るい暗いがくっきりしている所に限り明暗がわかる程度)
認知症傾向も出てきて(くるくる回る)
おまけにやせてきて寒がるようになったラスカ17歳
もうみんなと一緒の散歩は無理かなと、
散歩を同じく認知症傾向のカミィと一緒にすることにした。
ただ、歩くスピードや距離は「散歩で体が温まる」というには程遠く
寒い上に足元も悪くなる積雪期間は散歩に行けなくなっちゃうんじゃないかと
ずいぶん心配していたの。
歩かないと歩けなくなる。
そうなると一気に体全体が弱ってくる。
出来ればこの冬があまり寒くない冬でありますようにとの願いむなしく
シャボン玉が凍る寒い冬で雪がどかんどかんと一気に降る冬となりました。
寒さにぶるぶる震えるラスカを散歩に出してみると、
ぶるぶる震えながらも匂い嗅ぎなんかしちゃって、余裕のラスカですよ。
これは結構いけるのかもと、散歩を続けると
出始め震えてても帰るころには震えが止まっていたりして
ラスカってまだまだいけるわ、と言う結論に達したこの冬。
ものすごく寒い日や濡れ雪が降ってる日、ラスカがあまりにも震える日、など
常識的にやめといた方がいい日を除き1日2回の散歩を続けていたのです。
散歩回数はほとんど1日2回だけど、状況に応じて1日3回とか1日一回の日もあり。
そんで、2~3日前に気がついたんだけど、
このところラスカ、セキしてないの。
今まではセキするシーンって決まってたの。
たとえば
これはご飯のあとルーク(右)がラスカ(左)の口の回りや胸毛を綺麗にしてあげているところ。
水分かなり多めの手作りご飯なので胸毛も口の回りも汚れます。
ラスカはずっと吠えてるんだけど、吠えた後に
「けっ けっ けっっ げっっっ げーっっ」
とセキするのが常だったの。
セキの動画探したけどなかった。
(だいたいセキすると「大丈夫かーい?」と背中撫ぜたりしてるので動画どころではない)
いつも「ルーク、おじちゃん死んじゃうよー」と言ってたものでした。

こうやってルーク(左)がラスカ(右)にマウントするのも今や日常茶飯事

そしてラスカ(右)が怒って吠える。
この吠えた後、「けっけっけっっっ げーっっっ」となるのが常。
大声で何度も吠えた後、セキをする。
水を飲んだ後セキをする。
この二つでセキをするというのがお決まりだったのよね。
ところが、このセキがこのごろない。
いつからないんだろ。
そう思ってずいぶんさかのぼったけど、
マウントや絡んでる動画はいっぱいあってもセキの動画がない。
こういうのって撮っておくべきなのね。
ラスカって去年の動物病院受診時に聴診した先生が
「5段階で3くらいの心臓の機能」と言ったの。
散歩で息が上がるとか坂道や散歩を嫌がるとか、声が小さいとか、呼吸数が増えたとか
そういう心臓を心配する要素が全くなかったのでちょっとショックだったの。
心臓が弱ってきたと思わせる様子ってセキだけだったんだけど。
それで半分まで悪くなってるという判定ですからねぇ。
なんか納得いかないというか。
よくよく考えたけどセキが無くなった時期に変わったことって
散歩に行くようになったことだと思うの。
それまでは寒くなってきて行ったり行かなかったり1日一回だったり10分で帰ってきたりと
かなり不規則で「体を動かす」と言う効果がほとんどない状態だったの。
家の中ではぐるぐる回っていたけどね。
それがセキしなくなった今は朝20~25分くらい夕方25分くらいと、
少々寒かろうが足元悪かろうが必ず外に出るようにしてるの。
本人が冬季の環境に慣れるってのもあるんだろうけど、結構頑張れているラスカなの。
ディアの先生に「心臓には寒さが一番よくない」と教えてもらったのだけどね。
そういうのって、慣れていくのもあるんだろうし。
散歩が寒さリスクを上回るよい効果があったのかもしれないし。
足腰・血のめぐり・肺機能なんかにも良い作用をしてくれたのかなと思います。
セキしなくなった要因は定期散歩しか考えられない。
ラスカの年から察するに一回悪くなった心臓が良くはならないにしても、
セキがなければ苦しくないだろうから、良いってことだよね。
病気持ってても症状があまり出ないってことも実際あるんだし。
週刊V-magazine と須見先生のインタビューかなにかで
心臓に有効なお話があったのでメモしていました。
次回(たぶん)
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- 2021/03/01(月) 07:05:44|
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この8月にチョビ姉さんからこんなコメントをいただきました。
「さて、チョビはお耳のふちが炎症になりました。
ふけのようなものが出てるの。
で、それを取ると一緒に毛も抜ける。
何とか言う病気で(名前は忘れました)、
よくダックスがなるらしいです。
原因は、新陳代謝が悪化です。
進行すると耳のふちがぼろぼろになるらしいです。
夏は紫外線が強いので、なるべく避けるように
との事でした。
新陳代謝を促すアンテノールを処方されました。」その返答で私が質問
「ふけ?
うちのラスカは夏に耳の毛が束で抜けて
黒いかさぶたみたいなのも一緒に取れてくるけど
そう言うのではないのかな・・・」それに対してチョビ姉さんがお返事をくれました。
「>夏に耳の毛が束で抜けて
>黒いかさぶたみたいなのも一緒に取れてくるけ>ど
それそれ、そんな感じ。
新陳代謝が悪くなってできるんだって。
紫外線も悪いらしい。」まさに、ラスカの耳毛の脱毛が起きたのは8月のことなのです。
一番最初が2017年8月
次が2018年8月
そして2019年は9月に耳毛脱毛が起きました。
2017年と言えばラスカ約14歳(13歳11カ月)
14歳・・・・高齢者ということなのでしょうかねぇ(寂)

散歩や食欲には何も問題なくても、
この前年・前々年と続けてアイラ・ディアが亡くなりました。
その後は耳や目が弱くなったのをきっかけに
大好きだったボール遊びもしなくなり
全体的には元気ですが
「隠居」な雰囲気が時々漂うようになっていったころです。
翌2018年には

元気も食欲もあるのだけど、
前立腺肥大を患い内服で治療したりもしました。
あのラスカが病気を患うあたりやっぱり年かなと思ったりしますね。
若くてももちろん病気にはなりますけど。

こんな感じで耳毛と一緒に耳の組織もくっついてくる。
2019年です。

耳毛、ほんとに少なくなっちゃったなー。

少なくなっても容赦なく抜ける。
そして黒い組織もくっついて抜けてくる。

写真撮ってたら匂いチェックのラスカ。
ラスカも目も耳も弱くなってきてるので(カミィほどじゃないですけど)
鼻からの刺激は大事にしたいところです。
新陳代謝が悪いといわれるとその通りだろうなぁと思います。
やはり年ですよね、寝てばかりですし。
そうなると血行も悪いからますます新陳代謝が悪くなる。
紫外線も悪いかもしれないけど、
ラスカは冬には散歩拒否なので、
暖かい時期で自分から行きたいと言う時はできる限り連れて行きたい。
散歩で筋肉を動かしいろんな刺激を受けることが
血行を良くし新陳代謝を良くするから。
耳って軟骨なのでもともとが血行が悪いところなんですよね。
やはり体は動かしている方がよいと思う。
ここは紫外線を取るか散歩を取るかの二者択一
ってことではないですね、外に出る時間をできる範囲で工夫するってことで
いいんじゃないかなと思います。
時間帯もそうですし散歩時間もそうですね。
外に出て自分の足で歩くというのは良いことがたくさんありますし
紫外線を受ける危険よりも利点の方が大きいかなとも思いますし。
あ、ほんとに耳がボロボロになった場合は獣医師の指示に従う方がよいでしょう。
ラスカの耳がボロボロになったらもちろん受診し指示に従います。
いろんなことやいろんな病気があるんだなーと思ったことでした。
チョビ姉さんおしえてくれてありがとう。
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- 2019/09/17(火) 06:07:29|
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またここで買い物することになるとはねぇ。
ディアがアジソン病になって以来、フロリネフは個人輸入代行「うさぱら」で購入していました。
最初は「ペットくすり」で購入していたのですが
「ペットくすり」サイト上で「今後はこちらから」と言う風に「うさぱら」に誘導され
それ以来「うさぱら」で購入していました。
今ちょっと購入履歴見てみたらね
注文日付 :2016-11-15
商品名 :フロリネフ(Florinef)0.1mg : 2本+1本サービス(合計3本)
商品価格 :8,351円ディアが亡くなったのは2016年11月26日
買った時は「まだまだ要る」と言う当たり前の気持ちで3本買ったのです。
三本って300錠ですよ・・・なんヶ月分くらいになるのかなぁ?一年分くらいあるのかも。
なくなる10日前でも
「ディアはきっとまだまだ生きるだろう」と
飼い主に思わせる強いディアでした。
フロリネフ買わなくなってもう3年になろうとしているのねぇ。
今は「うさぱら」ではフロリネフが取扱終了となっていますね。
「ペットくすり」の方では1箱から10箱まで買う事が出来るようです。
今もアジソン闘病中のワンコ達に心からエールを送ります。
さてさて、その「うさぱら」ですが、
偶然にオーラティーンを扱っている事を知りました。
オーラティーンは
今年、酪農学園大学で行われた公開講座
~犬の歯周病とデンタルケア~
で獣医師が勧めていた歯磨きペーストです。
(公開講座の様子は左側カテゴリーの「お勉強」にアップしています)

注文して10日後くらいに届きました。
海外から来る荷物、懐かしい感じがします。

一本から三本まで買う事が出来ます。
我が家は5匹飼いなので三本買いました。

この暗号みたいな緩衝材も懐かしい。

上が「うさぱら」から送られてきたオーラティーン
下が、どこで買ったんだったかな?ちょっと忘れたけど
二本で送料無料で4890円とかそのくらいの値段でした。
「うさぱら」で買ったのも送料無料で4520円でした。
だから一本1500円くらいですよね。
28gの歯磨き一本が1500円って言う時点で高いは高いですが。
我が家では効果はあると思っています。

裏の表示も英語です。
読めない・・・・というか先ず
「字が小さすぎて読めないっ!」
ちなみに歯石が取れると言うものではありません。
「歯周病関連細菌である嫌気性細菌の生息を防ぐ効果のあるもの」として講師である獣医師が勧めていたものです。
歯周病菌は全身に影響しますので毎日のケアが大事です。
動物病院での歯石取りが一番良い方法ですが
我が家のラスカのように麻酔事故で死ぬ寸前というケースもありますので
持病のあるコや高齢など全身麻酔のリスクの大きいコには
歯周病菌を増やさない効果のあるもので歯周病のリスクを防ごうと言う感じで講義されてました。
歯磨き用品もいろいろ紹介されていましたが「歯ブラシが一番効果がある」ということでした。
我が家では歯ブラシにオーラティーンをつけて磨いています。
オーラティーン・デンタルジェル
オーラティーン・デンタルメンテナンス
の二種類があって、菌の生成を防ぐのは「ジェル」の方で
「メンテナンス」は歯石の無いコが維持のために使う用のようです。
(問い合わせ済み)
また「うさぱら」とのお付き合いが始まって、
なんとなくじーんと懐かしい気持になったお話でした。
あ、念のため、
このブログを見てからフロリネフを買ったり
オーラティーンを買ったりしても、
私の口座に一円も入金されません(笑)
リンクしてない時点で怪しくないとわかりますよね。
安心して検索してみてください。
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- 2019/08/22(木) 13:42:57|
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以前アップしたこの記事にコメントいただきました。
「白内障」我が家で使っているのはシーナックという眼薬で
これは白内障に効く成分であるN-アセチルカルノシンの含有が少ないんです。
CAN-Cというのは含有量多いんだったと思う。
結果ですね、
ディアの目の白い部分は小さく薄くなっています。
アイラはねー・・・・どうだろ。
「ちょっとだけ効いてるよ」と言えばそうも見えるし
「全然効いてないじゃん」と思えば、全然変化ないようにも見えます。
ただねー、なにぶんまじめにやらないんですよ。私が。
すると言えば毎日するし
しないと言えば1週間くらい平気で忘れてるし。
もともとが「角膜保護材」プラス「消炎剤」の二種類の目薬を使っていた時点で
ディアはかなり効果があり、白い部分が小さくなった経験があります。
アイラの方は目薬に対する感受性が悪く
何種類も使ったにもかかわらず反応が薄く、
最終的にステロイドの目薬で無理やり症状を収めた感がある治療をしました。
そのため、薬の効果が切れたら即刻症状がぶり返し、今に至るという状態です。
何カ月も通院しても治らないので、もう通院するのは止めてしまっているのですが、
時々眼圧を計りに行こうかなと思ったりしています。
恐ろしいのは緑内障なのです。
(緑内障は眼圧があがるので)
失明・眼球摘出・義眼、と犬の緑内障には恐ろしい治療が並びます。
それより恐ろしいのが「相当な頭痛がある」と言うことなのです。
頭が痛い・・・・・これはかわいそうですものね。

アイラ
こっちの目、白内障があるんだけど写真ではうまく撮れませんでした。
ひょっとしたら、白い色が薄くなってるかも。
通院してた時は「軽度の白内障」ということだったので
ひょっとしたら効いたのかもしれないなー>目薬。

このあと何枚撮っても目をぱっちりと開けてくれることはありませんでした。
写真を見る限りでは白内障に効いてるかも。と思える感じです。
が、アイラは通院むなしく元の状態に戻ってしまったので
目やにが多く、
左目の瞳孔は開いたままで
すぐに目が赤くなる、そんな状態がずっと続いています。

ディア、右目
白く濁ってます。
が、その色が以前より薄く小さくなっています。

ディア左目。
こちらも白内障があります。
こっちの目の方が薬の効き、いいのかなぁ。

それよか、目と口の出来ものの方が気になりますよね。

ラスカ左目

ラスカ右目
前の時は白く写ったけど、今回は写ってないなー。
ラスカくらい軽度だと写真に撮るの難しいのかもしれないなー。
見た目は真っ黒だし。
ラスカにも目薬使ってるので、ひょっとしたら効いたのかもしれないしね。
結果としては
ディアには良く効いてるし
アイラもひょっとしたら効いてるのかもしれないし、
ラスカは効いてるような気がする。
といった感じです。
目の白い部分についての変化に付いてしか見てませんが
この目薬、視覚能力も良くなるんだそうです。
我が家ではあんまり感じないけど。
質問は
「白内障の進行状況」ということでしたね。
私は薬の効きしかアップしてませんでした。
前の記事をアップしたのが2012年12月ですが
それから現在まで、私が見る限りでは
ディア・アイラ・ラスカともに白内障が進行しているとは思えません。
ただ、それが100%目薬のせいかどうかはわかりません。
白内障の進行スピードもかなりいろいろあるようですし。
最近「一晩で真っ白に」というケースもアップしたばかりです。
我が家の場合でよければ何度でも何でもお話しさせていただきますよ。
どうぞ、ご遠慮なく。
テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体
- 2014/07/21(月) 23:15:45|
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