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カミィの爪切り


先月の中頃、立てなくなって受診し膝蓋骨脱臼と診断されたカミィ。
消炎鎮痛剤を5日飲んでそれ以降は特に目立って悪そうな様子がない。

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家の中でも



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外でも、いつもと変わらず。
寝てばかりではあるけど食欲は目いっぱいある。
ぶるぶるも普通にする。



だけど、こないだ爪切りしてて気づいたの。
カミィの右後ろ足の爪、片側だけがすり減ってるの。
前の時に気づいて、あまり深爪にならないようにと切ったのよね。

こないだの爪切りの時もやっぱり右後ろ足の爪は片側だけすり減ってたの。
写真に撮っとけばよかったなー。
今度の時忘れなかったら撮るわー。


見た目の様子に変わりなくても(ないように見えても)、
やっぱり足、弱ってるんだろうなー。
寝てばかりだから筋肉は減って行くんだけど、
そこを対策といってもどうしようもないしね。
なんとか最後まで自分の足で歩いていてほしいなと思う。
足が立たなくなったディアの世話が大変だったと言う事より、
ディア本人が大変だったと思うから。
痛みもあるし。


で、こないだ。
気をつけていたにもかかわらず、右後ろ足の爪を切った瞬間、血が出て丸く膨らむ。
手で押さえるも、なかなかじっとしていると言うのが難しく。



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拭いたタオルにつき


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カーペットにつく。


まぁ本人は痛くなかったのか、大した事なかったのか、
そのあとすぐ寝ちゃいましたけど。







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  1. 2021/08/19(木) 14:12:07|
  2. カミィ膝蓋骨脱臼
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カミィ 膝蓋骨脱臼 続き

墓参りから帰ってカミィを病院に連れて行きます。
先生は、まず足の裏を見て、そして足を動かします。

最期に膝を見て
「う~ん・・・・・・少し膝が緩いのかなぁ・・・・・・・」
「あ、こうすると外れるね。うんうん」

触診し膝蓋骨脱臼と診断されました。
受診時は脱臼していなかったのだけど、
私が「足は付くようになったけど、まだ全体重をかけていないと思う」というと
まだ痛みがあるんだろうね。消炎鎮痛剤を出しますね。となりました。

薬をあまり出さない方針のこの病院でも
痛みがある場合は傷み止めがスムーズに出てきます。
痛みは取り除くと言うのが近年の獣医療の基本ですよね。
傷み止めはずっと続かず、一時的な内服ですし。


で、先生は「激しい運動はだめ」と言うのですが
カミィは激しいどころか普通に歩くにも支障のある体です。
カミィは太っているのか聞くと「肉付きはいいけど太ってない」と言うことで
体重を減らす必要は、今の所なさそう。


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お薬5日分

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量が少ないので1mmに溶きます。
薬の量が多いと水も多くしないとどろっとして飲みずらい。


カミィは一日のほとんどを寝て過ごしています。
体が弱らぬようにと一日二回の強制散歩(カミィはたぶん散歩は嫌いだと思うので)と
一日3回ほど庭に出すと言うのを日課にしています。
体は使わないと弱って行きます。
特に足は立たなければ、重力もかからなければ負荷もかからず弱る一方です。
普通の生活をしてるだけではどんどん筋肉が減って行くのです。
年をとってくれば動きが鈍るので意識して体を動かすようにしないとだめなのです。

カミィには運動量が足りなかったという訳ですね。
筋肉が弱り膝の関節を支える力が弱ってしまった状態なのでしょう。
ハイジャンパーだったころのカミィは筋肉モリモリで
太ももは堅い筋肉が丸く付いていたのですけどねー。
その筋肉に戻すと言うのは無理でも、
できるだけ今以上に筋肉が減らないようにしていかなければなりません。
今ならまだ初期と言うか一回脱臼しただけなので。
ただ、冬がなー・・・・問題なんだよなー。
除雪入らなければ歩けないほど積もるんだよなー・・・
そして除雪していなければ犬も歩きたがらないしねー。

まぁ今回は、これ以降一度も脱臼していないので、ちょっと安心しています。
散歩も普通どうりに行ってます。


それはそうと、
先生がカミィの膝を診て
「あ、こうすると外れるね。うんうん」
と言った時、
ぞぞぞーーーっとしました。
私の手にディアの膝の皿の感触がよみがえったのです。


以下は以前にもアップした内容ですがついでなのでさらっとアップします。
(膝蓋骨脱臼は悩まれる方が多いみたいで、アップすると反響が多かったりします)

ディアの膝蓋骨脱臼をディアのかかりつけ獣医師は
「年取ってからの膝蓋骨脱臼は・・・」、治療は難しいと言いました。
特にディアはアジソン病でしたので、
命にかかわる状態でなければ手術などは出来ないと言うことでした。
膝蓋骨脱臼は命にかかわらないので。
ディアのように両足が立たなくなっても死にはしないので。
治療としては痛ければ痛み止め、活発に動いちゃうようならケージレスト、と言う方針でした。
(この病院では,膝蓋骨脱臼で受診する2年半ほど前に,癌の手術をしています。
こちらの方は「命にかかわる」と言うことで手術以外の選択はありませんでしたね。)

この時の膝蓋骨脱臼では、もう一軒受診しています。
こちらは積極的治療が方針の先生なので当然治療は手術。
ここでは腰のヘルニアも二ヶ所みつかり、
麻痺があるとの見解で両膝の手術とヘルニア二ヶ所も手術という治療方針。

この病院では、ディアがアジソン病があるので手術は設備の整った病院でということで
運動器専門の病院を紹介され通院した経緯があります。
大学病院の動物病院の院長が開設した病院です。
運動器専門ではアジソン病があるので、手術は本当に生きるか死ぬかの時に考えるべきで
今はその時じゃないと言われ、
治療としては家で飼い主がする「怖い屈伸運動」を教えてもらい、
自宅で実行するように指示があったのです。
膝の皿を正しい位置に動かし指で固定したまま膝の屈伸運動をする、という大変怖いものでした。
これ通院で受診した時に病院でしてくれるのですが5分ほどの屈伸運動で、
ディアはあっさりと足をついて歩けるようになりそれがしばらく維持できる程、効果があるものだったのです。
ただ、ディアの時も雪道を歩くことが出来ず(積雪ででこぼこなのですぐに脱臼する)
結局は足が立たない状態になってしまったのです。

ディアの膝蓋骨脱臼では結局3件の病院を受診することになりましたが、
三件が三件とも違う治療方針でした。
この経験からいろんなことを考えましたね。




そして、私は今回の受診で、私にとっては大変にショックな事を知ることになったのです。
ショックなのは私だけね。
知っても他の誰もショックじゃないし、うちの犬たちも全く無関心です。
次回。

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  1. 2021/07/22(木) 00:01:42|
  2. カミィ膝蓋骨脱臼
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カミィ 膝蓋骨脱臼


事の起こりは16日の夕方の事。
家に帰ると、いつものように
元気っこのみんなが大歓迎で迎えてくれ、
ラスカはくるくると回っており
カミィはアルミボードの上で寝ていました。

いつもの毎日の様子です。
暑くてもみんな耐えて頑張っています。
いやー、暑さで具合悪くなるとすると一号は私かもしれないわー。
帰宅途中の国道の温度計33℃・34℃と続いて昨日は35℃でしたから。
札幌(温度計は札幌市内にある)で35℃って、まず珍しい。



それで、みんなに帰ってきたよーと言って、
ラスカとカミィは声かけただけではわからないので、
体に触って「帰ってきたよー」とあいさつ。
で、トイレ片づけて洗濯物を洗濯機に入れたりしてて
カミィがアルミボードの上で足を滑らせ立てなくなっているのに気づく。


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え?カミィ熱中症でふらふらなのかしら?と
あわててタオルを濡らし足を拭き体を拭いて濡らします。
そこに扇風機の風が当たり窓からも空気が入ってくるので
あっという間に体温が下がりカミィのはぁはぁが止まります。

そこで立たせてみるのですが、立てません。
なんで?と思ってよく見ると右の後ろ足が床についてません。

後ろ足の先を触って見るとかすかながら反応があります。
足を延ばしたり曲げたりしてみます。痛がりません。

肉球を見ても異常ないように見えます。
指の間とかかしら?と思い、バリカンで足裏の毛をカットしてよく見てみますが
何か異常っぽい所見つからず。


いつも私が帰ったら庭に出しておしっこさせるので、
カミィを庭に出してみるのですが

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写真は元気で立っている時のものです。
この日のカミィはどんなに立たせようと思っても
くちゃっとつぶれるようにフセの状態になってしまっていました。

足が立たない。
右後ろ足だけをあげている。
上げていると言うことは痛いと言うことです。
私が足の曲げ伸ばしをした時は痛そうにしませんでしたが
痛くなければ足をあげないのです。
足が痛い・・・・
膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅうだろうか・・・・・・

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)なら
前足は関係ないのでお座りの姿勢にはなれるはず。
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これは膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)で両足が立たなくなり
背骨も変形しちゃった状態のディアです。
2015年だから6年前ですね。

ところがカミィは前足も立ちません。
お座りの姿勢が出来ません。
ひょっとして、脳卒中で麻痺してるのかしら。
それともずっと寝てるから足がしびれちゃったとか。


結局おしっこは出ませんでした。
まず、庭から家に戻っておやつをあげてみます。
(おやつはラスカの夕方の嘔吐防止のために取り入れています。
ラスカ以外のコたちは、ラッキーです。)
そしたらものすごく喜んで食べました。
ん~・・・脳卒中ではないな・・・・・


この時点で、かかりつけ病院はもう受付が終わっています。

晩ご飯の時間になると、カミィはお腹を支えていれば立てるようになりました。
ただ右後ろ足は床につけません。
そして晩ご飯はめっちゃもりもり食べました。
その様子を見て安心しました。
食欲があると言うのはどんな時も助かります。




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一日のほとんどを寝て過ごすカミィ。
ラスカの方がよっぽど起きている時間が長いです。
結局カミィはこの日足が立たずにカーペットの上で
フセの状態のままおしっこしちゃいました。


翌朝カミィを立たせてみると、
右後ろ足はちゃんと床につけないものの立つことが出来るようになっていました。
庭に出すと右後ろ足を地面につけておしっこしました。
私一安心。

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右後ろ足、床にそっとついている状態


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こっちは痛くない方の後ろ足。
ちゃんと床についています。



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足がちゃんと床につけないこの状態で
「お腹がすいたから早くご飯!」と吠えておりました。
カミィ、ひょっとして仮病ですか?


とりあえず状態は良くなってきてるし、何より食欲がありおしっこも出たので、
予定通り、墓参りに行き、午後診療に受診することにしました。




受診前に少し歩かせてみると

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右後ろ足にはいつものように体重はかけられない感じではあるのだけど
歩くことが出来ています。


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くるっと回りました。
ラスカのように家の中でくるくる回ることはないのだけど、
外に出ると回っています。
認知症の場合は反時計回りと決まっているようなのだけど、
カミィは時計回りに回ることが多いです。
だけど反時計回りにも回ります。
時計回りに回ると右後ろ足が軸足になって痛い足には良くないと思う・・・・・


長くなりました。
続けます。

診察結果は膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)と言うことでした。


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  1. 2021/07/20(火) 08:51:52|
  2. カミィ膝蓋骨脱臼
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