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薬 粉→カプセルへ




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クレオの薬
もう使わないからね。処分します。
ディアが亡くなったあとも薬とかサプリとか自分で用意した薬とか大量に処分したなー。




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そしてこれ
冷蔵庫に入れてあったフロリネフ


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アジソン病のコはこれを一回飲み忘れただけでショック死することがあると獣医師たちは言う。

これを飲んでいればアジソン病のコは元気に過ごせるの。
ディアもこれを9年半飲んだ。最期まで頑張って生きた。

クレオもこれを二回だったかな?一回だったかな?飲んだ途端に元気出た。

クレオが帰ってきた時のために、フロリネフだけは捨てられない、と気持ちのどこかで思っていた。
クレオはもういないのに。でも帰ってくるかもしれないと思っちゃってね。
ひょっとしたらまだ病院に入院してるかも、と思ったりしてね。
でもそんなことはない。



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この薬は消化酵素とか消化系の薬
30日分
この月(12月)のは手つかず。
12月に処方されて1月から飲む分ね。
年末年始挟むので早めに翌月分をもらってあったの。

この薬には最初の頃漢方も入っていて、一回の量がものすごく多かったの。
クレオは頑張って薬を飲んでくれていたけど、それでもあまりにも多すぎた。
パンにくるんでぎゅっとしてあげてたんだけど、それが4個とか5個とかになる。
早食いクレオだったので喉つまりも心配だったし
薬ばっかりでかわいそうでもあったので



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こんなのを用意していたの。
空のカプセル





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カプセルに粉薬入れるためのろうと

最初の月は漢方使ってたけどその次の月からは漢方がなくなって薬の量が減ったので
結局使わずじまいだったのよね。



カプセルは密閉未開封状態なので開けると湿気ってきちゃうかもしれないけど
(何しろ100個もあるので)
ここはどなたかの参考になれば。ということで開封し実践写真アップします。

特に消化酵素のような薬は胃酸の影響を受けずに腸まで行けると、
そこで最大限効果を発揮してくれると思うので
そういう意味でもカプセルは有効でしょう。


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一番大事なことはろうとの先がカプセルに入るかどうかということ
カプセル内径とろうと先の直径を確認して購入しないと使えないことになります。
カプセルは「カプセル」「食品カプセル」などで検索すると出てきます。
普通に薬局でも売ってます。
ろうと(漏斗)は「漏斗」「ミニろうと」などで出てきます。
私はアロマオイルの店で買いました。




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スポンジに切り込みを入れてカプセルを差し込んでセットします。


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スポンジは選べるならぎゅっと詰んでる感じの硬いものの方が
切り込みいれる時もカプセル差した後も固定されて使いやすいと思います。
写真のスポンジは柔らかいのでカッターや包丁では切れずハサミで切りこみ入れました。




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ろうとを差しこみます。


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薬を入れます。





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どのくらい入ったかな?確認確認



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もう少し入りそうですね。
薬を追加します。


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勢い余って薬が入りすぎこぼれました。
見た目よりも小さいのでちょっと難しいです。




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実際はもう少し入るけど、またこぼすと困るのでこのくらいにしときます。



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ふたをします。




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出来上がりです。




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私が使ったのはNo4



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小さい方から二番目の大きさの物です。




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パッケージ裏の絵は実物大の大きさになっています。



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こんな感じ


No4、かなり小さく扱いずらいです。
まず二本の指で持つと言うこと自体が大変です。
小さいと湿気の影響も受けやすいと思います。
(カプセル自体は液体を入れてもすぐに飲むならOKと言うことになっています)
薬の量が多い場合は何個にも分けて入れなくてはならないので
カプセルにする意味が無くなります。
お試しで1個ずつから買えるといいですけどね。
ネットの場合は送料もばかになりませんしね。
No5だと、扱いやすいように思います。
犬が飲めるようであれば、ですけど。



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  1. 2021/04/20(火) 15:16:17|
  2. アジソン病(クレオ)
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あとから「そういえば」と思ったこと その2


11月頃から増えてきた散歩拒否
これはアジソン病診断前の故ディアも時々ありました。

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「お散歩行くよー」と言うと大喜びで玄関に走ってくる元気っこ4匹
イオナ・ナイル・ルーク・クレオ
リードつけているとクレオだけリビングドアの方に行って私の顔を見ています。
「クレオ、どうしたー?行かないのかーい?」と言うと
「いや、行くよ」とこっちに来ることもあれば
頑として「行かない」と言う時もある。

そのやり取りを聞いてたルークが
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不思議そうに見ている。


「行かない」といった日はここでリードを外し、リビングドアを開ける。

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「カミィと遊びたいから行かないのだ」と言う風なのさ。
(耳が聞こえず目が見えないカミィはみんなと一緒に散歩に行けない)


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そしてカミィと遊ぶクレオ。
クレオがマウントする「遊び」なので一方的だけどね。





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そして喜んで散歩に行く日もある。
いや、ほとんどは喜んでいってたんだけど。


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そして一時、ラスカ・カミィと一緒に散歩に行くと言っていたこともある。
これは12月。
ラスカ・カミィと一緒の散歩はゆーっくりだし、
朝は小学生にいっぱい会えるので、それがクレオには嬉しかったのかどうなのか。
本当の所はよくわからないのだけど。
ラスカやカミィがおしっことか匂い嗅ぎとかで止まっていると
クレオはこうしてお座りでまっている。


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止まるとお座りする。

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これは11月頃から時々あったと思う。
12月にはもう少し回数が増えていたかな。

散歩中の座り込みって故アイラで経験があって、
それはけいれん発作を起こす2~3日前くらいからで
それも回数は全部で2~3回くらいだったと思うの。
誰かがおしっこしてたり匂い嗅ぎしてたりして止まっている時、
故アイラはお座りで待っていました。

普通は四本足で立っていると思うの。
お座りするって普通じゃないと思うの。
だって、17歳4ヶ月のラスカだって散歩中に座ったりしないもの。
最初から最後まで四本足で立ってるもの。
故アイラのことがあったので、「これ、絶対おかしいよ」と思って
獣医師に言ったことがあるの。
「普通は散歩中にお座りなんかしないと思います。
散歩中のことなんですから四本足で立ってると思うの。」
と言うと
「そうとも限らないんじゃないかな」と言う。
そうか・・・・一匹や二匹飼いだとそういうことあるのかもしれないな。
そういえば「抱っこしてほしくて」座るとか止まるとか
そういう犬の話を散歩で会った人に聞いたことがある。
でもうちの場合はそれはまずないのよね。
散歩中の抱っこを喜ぶコはいないのよね。そういう習慣がないからなんだろうけど。
抱っこされたら匂い嗅ぎできないし、草食べれないし、
行きたい方に行くアピールできないし。
よっぽど暑かったり寒かったりで大変そうなコを抱っこすることはあるにはあるんだけど、
たいていはあまりいい顔せず。
ラスカなんか抱っこしたら「降りる」と言いますもん。
今までで一番長く抱っこしてたのは大学病院から帰ってくる時のディアかな。
アジソン病と診断された日と、翌日。
抱っこされるのも大変だと思うけど黙って抱っこされてたのでよっぽど辛かったんだろうなと思う。
大学病院って一日仕事だからねぇ。



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雪の積もってる日も待ってる時間はお座りする。
左がカミィ、右がクレオね。
雪のある地面にお座りするとおしりが冷たいの。
それ、ディアで知ったんだけど。
それでも座ると言うことは立っているのがよっぽど辛いのか・・・・・



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玄関で「行かない」と足を踏ん張るクレオ。
いや、私は無理やり連れて行こうと思ってはいないのですよ。
散歩行くと言うと大喜びで吠えながら玄関に来るんですから。
で、リードつけて、「さ、行くよ」という段階になると「やっぱり行かないです」となる。
もちろんこういう時は無理に連れて行かずリード外してリビングでお留守番となります。



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こうしてみんなが庭に行ってもクレオは家の中で見ていると言うこともありました。


悪かったことだけを切り取ってアップするとよっぽど悪かったように感じちゃうけど
いつも悪かったと言うのではなく、時々調子悪そうな時があったと言う感じではあります。
体力なくても若かったので不調に対抗出来てた部分もあったのでしょう。
そして、ずっと前に獣医師から聞いた
「犬はぎりぎりまで我慢してるから」
と言う面もありますよね。


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写真撮るのにこうしてポーズ取ってくれたり


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散歩中、雪の中を走ったり


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コンビニでパンを買う間待っててくれて、
私が戻ると大声で吠えたり。
この写真は最初の発作を起こす前の日(亡くなる5日前)ですから。
元気な部分が多かったのですよ。



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ご飯の支度をしてるとキッチンに来て。
まぁ座ってますけど。


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そして「早く」とばかりに私の足に前足をかける。
この二枚の写真はクレオが亡くなる前の日ですからねぇ。
まさか死んじゃうなんて・・・・・
フロリネフ(アジソン病の薬)を飲み始めたところで、
少し元気が戻ってきた感じの日の写真です。
翌日にはもっと効いて元気になると信じてたんですけどね。



ひとつの変化とその程度や頻度は、重大なこととはとても思えないものばかりです。
アジソン病に限らず小さな変化に気がついたら覚えておいて獣医師に言ってみるのも大事かと思います。
クレオの散歩中の座り込みのように、その時は「そうとは限らない」と言われても
次に何かあった時に「そういえば前にこういう訴えがあったな」と
考えてもらえるヒントになるかもしれないですし。
獣医師の反応いかんによっては、違う獣医師の考えを聞くと言うこともありでしょうし。




最終的にアジソン病で亡くなったと思われるクレオですが
アジソン病は症状が多岐にわたり、また良くなったり悪くなったりを繰り返すため、
病院での治療の効果で良くなったのかアジソン病による「波」なのか判別が出来ずらいです。
特徴的な症状はありますが全員が当てはまるという訳でもなく、
また発症しやすい時期もありますが全員が当てはまるわけではなく、
難しい病気だなという印象です。
アジソン病診断前の症状としては元気消失・食欲廃絶が出るこが多く
時期的には寒くなってくる頃(秋)が多いようです。
♀に多いと言われていましたが、♂も結構います。
♀に多い病気と言いきっていい感じではないように思います。
ちなみに故ディアの発症は6月でした(診断は7月)

クレオのようなコが気が付いてくれるよう、そして助けになることがあればと思い
検索ワードを載せておきます。
アジソン病を疑うきっかけになったり、アジソン病ではないと考えるきっかけになったり、
そういうことの参考になれば。
「仔犬の下痢」 「仔犬おう吐」 「食欲不振」 「体重増えない」 
「原因不明」「良くなったり悪くなったり」 「食糞」 「軟便」 「やせる」


受診や最後の様子などは以下にアップしています。

さよならクレオ
初詣に行ってきました
ことの発端は12月17日の朝
最後の日

テーマ:ペットの健康・病気・怪我 - ジャンル:ペット

  1. 2021/02/02(火) 07:55:05|
  2. アジソン病(クレオ)
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あとから「そういえば」と思ったこと その1

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クレオ生後2ヶ月
ルークと遊んで舌が出たクレオ
クレオはほかのコに比べると舌を出すことが少なかったので
舌を出している写真は貴重です。
もう写真増えないしね。
アジソン病は体が冷えるのです。
また、クレオは最初の検査(生後5カ月)の時から血糖値が低めでした。

アジソン病だった故ディアもアジソン病発症時以降は暑がらず舌を出すことが少なかったです。

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真ん中が故ディア
一匹だけ服を着ています。

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クレオも我が家に来て間もなくから服を着ていました。
嘔吐下痢で通院していた病院で
「暖かくして。洋服着ていいようであれば着せてあげて。」
と言われていました。
動きが活発な幼少期・成長期には普通はそんなに寒がることはないし
動きを妨げる心配があって、
我が家では仔犬や若い子に服を着せると言うことは今までありませんでした。


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クレオ生後6カ月
この頃には散歩から帰った時に
こうしてドアに足をかけて「早く開けて」と言ってました。
その時は気がつかなかったけど、
この時すでに寒さに耐える力が少なかったのかもしれません。
この写真は病院から帰ってきたところなので、
体調が悪かったせいもあると思いますけども。



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でも散歩に行く時にも、こうして「早く開けて」と言ってました。
散歩自体はもちろん好きだったのでしょう。
でも家に着いたら早く家に入りたい。
体力が少々少なかった、スタミナ切れが早かったと言う感じなのでしょうかね。
体重、全然増えませんでしたから、体力の備蓄も少なかったですし。

故ディアも散歩はクールに義務的な感じでこなしていました。
「はい、今日の分は歩きました。もういいですね。早く帰りましょう。」
みたいな感じで。
故ディアは疲れやすかったです。





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座り方。
これは生後7か月だからこんなもんかもしれないけど


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普通はこんな感じ。
後ろ足の前に前足がある。

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これは後ろ足が開いていて、座り方、ちょっと気になっていました。
これは生後10カ月


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そしてだんだん座り方が乱れてきて。
気になっていました。
これは1歳1ヶ月

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こんな風なのが最後まで。
たまに普通に座ることもあったかもしれないけど、
座り方の変化が目立って、ずっと気になっていました。

お腹が痛かったり、おしりや足に違和感がある、体重の増減など
座り方の変化にはいろいろ理由があります。

故ディアはアジソン病確定前にはお腹を痛がっていました。
膀胱炎の時にも一時的にいつもと違う座り方をしていました。
クレオもずっと下痢・軟便でしたので、痛いというほどでなくても
お腹には常に違和感があったと思います。



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そしてこれ。
夏くらいからこの様子が出ていたのかな。
頭を下げると言うのか下を向いちゃうの。
最初はお座りの姿勢で寝てるのかと思っていました。

これ、故ディアにもあって、いくら名前を呼んでも頭をあげなかった。
上げてもすぐに下向いちゃうっていう様子がありました。
頭が痛いのか、頭が重いのか(支えるのが疲れるのか)、
なんだったんだろうといまだに疑問です。

クレオも結構ありました。
理由はわかりませんが。
故ディアもクレオも頭をあげているのが辛いという風に見えました。



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草を食べてました。
みんな食べるけど、クレオはものすごく食べるようになっていました。
それが秋以降、それまで以上に食べるようになっていて。
私のご飯を食べて吐いても草食べて吐かないの。
なんか納得いかないわー。


故ディアもアジソン病診断前にはよく草を食べてそして時々吐いていました。
当時「私のご飯は食べなくても草は食べるとかなんなのさ!」とか思ったものです。
きっと胃または腸の調子が良くなかったからゆえだと思います。
(故ディアはアジソン病診断前は食欲廃絶状態でした)

クレオも、その食べる勢いから察するに、何かしらの理由があっての草食いと思います。
嘔吐下痢・軟便続きでしたので、普通に考えて胃腸の不調からの草食いだったということでしょう。

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秋になってくると、なんとなーく、元気が無くなってきた様子が見られました。
それはもう少し年を取っていれば「落ち着いた」と考えることもできそうな変化だったのですが、
クレオは当時1歳2カ月くらいでしたから
「落ち着いた」というのはちょっと違うと思うのよね。
そんな若さで落ち着かれちゃ困るわ。
まだまだ子供の年ですもん。
散歩の帰り道は少し早足だったり
ルークと一緒に走る時の距離がいつもより10mくらい少ないような感じがしたり
いつも10回連続で吠える所を9回しか吠えないような感じがしたり、
それは「感じがした」という気のせい?と思えるような変化ではあったのだけど、
一個なら気がつかなかったと思う小さな変化もいくつか重なったので
「ん?」と気付づくに至り、気にはなっていました。
お腹痛いのかなとか胃の調子悪いのかなとか。
(嘔吐下痢・軟便はあったので)


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同じコースのローテーションの散歩がつまらないのかと
あまり行かない広い所に連れ行くと

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楽しそうにする。
散歩がつまらなさそうに見えたのは気のせいだったのかな?とちょっと思ったり・・・


庭に行く時はいつもばびゅーんと掃きだし窓から飛び出して大ジャンプで庭に下りるのに
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時々降りずに私の隣にとどまっていることがあったり


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「どうした?行かないのかい?」と言っても庭に下りず。
まぁ誰だってそういうこともあるさと、最初は思ってたのよね。



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このときだって最終的には庭に下りて遊んでたし。


こんな風に最初は見逃しちゃうような小さな変化だったのが、
変化の回数や変化の種類が増えてくると
「なんか変だな」「クレオどこか具合悪いのか」となる。




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くしゃみ止まらず鼻血が出る。
この前には逆くしゃみが頻発していて
鼻血が出る数日前からはクレオの鼻からスーとかピーとか音がしていたの。
鼻が詰まってる風な音ね。

この時は鼻炎の診断でした。
逆くしゃみがひどいと言うと「逆くしゃみってアレルギーと関係がありそうだよ」とのこと。
アレルギー体質という前提で食べるものも調べてみることにしました。

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こんな風に。
ただ、これらからは結果を得られませんでしたけども。

人間の場合は小さいころに出た食物アレルギーは、
少しずつ慣らしたりしながら、成長とともに良くなっていく場合が多いので
クレオも若いうちにアレルゲンとなる食物が特定できれば、
少しでも良くしていけるかもしれないと思って。
治すのは無理でもね。

故ディアは晩年、リンゴやナシにアレルギーが出ました。
(症状は繰り返す嘔吐とよだれ)
が、アジソン病になって何年もステロイドを飲んだ後のことだったので、
もともとアレルギー体質だったと言うよりは後天的なものだったのだろうと思います。
ステロイドは免疫を低下させる薬なので。
(アレルギーの症状は 免疫の暴走なので。
要は免疫が関係しているということです)




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そしてね、10月くらいから時々目が見えない様子があったの。
その様子を写真に収めることは出来なかったのだけど。
写真は暗くなってきた庭で電気をつけているのだけど、
こういう所でもふと見えなくなって「あれ?」という顔をしていることがありました。
家の中でも、犬寝室のような部屋の端っことかで見えなくなる様子がありました。
ちょっと暗い所だと見えなくなるのか、
それとも突発的に見えない発作が起こるのか、
そのあたりはよくわかりませんでしたが、
ずっと続いていた嘔吐下痢に加えアレルギーと思しき鼻血が出たり
目が見えなくなったりと、
新たな症状が出たことで、私は本当に恐ろしく思ったことでした。
クレオの体で何が起こっているのだろうって。
(犬の眼が見えない様子は故ディアやラスカやカミィで経験済みです。
見えない時にどんな顔をするかはわかっています。)
ディアはアジソン病がきっかけで目が見えなくなったということではなく
また発作的に時々見えなくなるということではなく老化で視力が落ちて行ったものと思います。
クレオの場合とは違います。


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そして、私のあとをくっついて離れないクレオ。
末っ子は特に飼い主のあとをついて歩くことが多いですが、
クレオのは普通の範疇(はんちゅう)を逸脱しています。
これだって、お風呂を洗いに来ただけなのについてきて座って待っている。
お風呂のお湯を入れる前のお風呂洗いなんかすぐ終わるんだから、
たいていは「すぐ戻ってくる」と、待っていると思うのですよ。
今までの「末っ子」はそうでした。
クレオは体調がすぐれなかったのでしょう。
飼い主のそばにいれば何となく安心しますものね。
この写真は亡くなるちょうど2か月前ですね。


ちょっと長くなりすぎたので続けます。





最終的にアジソン病で亡くなったと思われるクレオですが
アジソン病は症状が多岐にわたり、また良くなったり悪くなったりを繰り返すため、
病院での治療の効果で良くなったのかアジソン病による「波」なのか判別が出来ずらいです。
特徴的な症状はありますが全員が当てはまるという訳でもなく、
また発症しやすい時期もありますが全員が当てはまるわけではなく、
難しい病気だなという印象です。

クレオのようなコが気が付いてくれるよう、そして助けになることがあればと思い
検索ワードを載せておきます。
アジソン病を疑うきっかけになったり、アジソン病ではないと考えるきっかけになったり、
そういうことの参考になれば。
「仔犬の下痢」 「仔犬おう吐」 「食欲不振」 「体重増えない」 
「原因不明」「良くなったり悪くなったり」 「食糞」 「軟便」 「やせる」


受診や最後の様子などは以下にアップしています。

さよならクレオ
初詣に行ってきました
ことの発端は12月17日の朝
最後の日

テーマ:ペットの健康・病気・怪我 - ジャンル:ペット

  1. 2021/02/01(月) 17:07:21|
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検査結果 クレオ



北海道に来て以来2019年10月より嘔吐下痢が続いていたクレオ当時生後2カ月
受診・内服(下痢止め・整腸剤・抗生剤)と
缶のドッグフード(ヒルズ i/d Low Fat 消化ケア)で経過観察を続けていました。

2019年12月(当時生後5カ月)の血液検査では胆汁酸に問題ありという結果に。

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AST、尿素窒素、ALPにも異常値が出ていますが、
これらは他の数値が正常だったり弱齢だったりと言う理由で
検査をした段階では問題なしとなっています。

問題なのが総胆汁酸と白血球 
総胆汁酸は基準値0.0~7.9の所25.5
白血球は基準値6000~17000の所20300
体のどこかで炎症が起きていると言うことでしょう。
ちなみに歯が腫れて痛いと言うのでも白血球上がります。
そこに炎症があると言うことなので。

数値から門脈低形成が疑われるとのことでした。
総胆汁酸がもっと高ければ(もちろん他の数値とも考え合わせて)
門脈シャントを疑うのだそうです。

当時のクレオは門脈低形成の疑いと言うことで再検査。
空腹時と食後の総胆汁酸の数値の差を調べます。


最終的にクレオはアジソン病だったのでは、と思われるわけなのですが、
この時の電解質の数値は正常範囲内でした。
ナトリウム (基準値141~152) 151
クロール (基準値102~117) 110
カリウム (基準値3.8~5.0) 4.7

ナトカリ値ばっちりです (基準値27~40) 32.1

でも、ディアはアジソン病診断前にかかりつけで何度も血液検査をしていますが
電解質は正常範囲内の数値でした。
その後大学病院受診しますがその時も電解質に問題はありませんでした。
そういうところが診断を遅らせたり原因不明となったり、アジソン病の難しい所です。


さて、門脈低形成ですが、この時の私はクレオの肝臓が悪いとはとても思えませんでした。
食欲不振・嘔吐下痢・多飲多尿
などが症状としてあげられるらしいのです。
嘔吐下痢は北海道に来てからずっと続いていましたが
食欲不振や多飲多尿は全くありませんでした。
食欲と言えば他のコのを盗っていましたし、
水分の多い缶ご飯のせいか水を飲む量も少なめで、
おしっこは一回量が多くて回数は少ないタイプでした。
(おしっこ回数や量は個体差ありますね)

また、缶ご飯にする前、嘔吐下痢のひどい時には一時的に手作りご飯でしたが、
試しに脂肪分の多いご飯にしても排便嘔吐に変化がなかったのです。
肝臓が悪ければ脂肪分の多いご飯は負担になるんですけどね。



ワクチン接種やら年末年始を挟んだので再検査は約一ヶ月後。
当時生後6か月

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前回異常値だった総胆汁酸は正常の検査結果です。
食前 (基準値0.0~7.9) 16.6
食後 (基準値0.0~24.5) 11.1

食前の計測値が基準から出ていますが
疑っていた門脈低形成であれば
食後の数値が食前の数値の10倍とか20倍とかになると言うことで
この検査結果からは門脈低形成を疑う結果ではないと言うことです。

前回異常値だった白血球 (基準値6000~17000) 14500と基準値内です。


結局、それではクレオの嘔吐下痢は何なんだろう、と言うことになってしまいます。
振り出しに戻る、というか。
結局胃腸が弱い、または病気ではなくても消化に関する部分が弱い、
とそういう結論になってしまいます。

胃腸の弱い強いも個体差ありますよね。
我が家ではイオナがお腹の弱いコです。
ご飯が多ければ下痢ですし、雪食べても下痢です。
で、食いしん坊でいつもキッチンに詰めて落ちてくるものを狙っていたり
夫の食べるものを狙っています。
クレオもそういうことなのか?


この時食べていた、缶のご飯(ヒルズ i/d Low Fat 消化ケア)は
クレオ生後7カ月くらいまで食べていましたが、
缶に表示されている基準となる量を、クレオは一度も食べることができませんでした。
少しでも多ければ嘔吐下痢になってしまうのです。
缶ご飯を食べている間中、できることと言えば温めてあげるくらいでした。



このあと獣医師の勧めもあり手作りご飯にしてから
調子のよい時が長くなってきてはいました。
この時に処方してもらった、
獣医師の言うところの「消化酵素のような薬」もよく効いたのだと思います。

嘔吐下痢が起きた時も何度も繰り返すのではなく二回下痢したら止まる、と言うように
ひどくなりすぎることが減ってきていたので、
体力がつけばもう少し良くなるのかと思ったり
アレルギーについても、もう少し気をつけて考えてみようかとか思ったりしていました。

これ以降ビオイムバスターなども使い、なんとか重症にならずに過ごしてきました。
当時はクレオのご飯も生活も、まさに薄氷を踏む思いでした。


2020年10月
血液検査
クレオ1歳3カ月
このころには食糞をしなければ吐かなくなっていました。
嘔吐の方は落ち着いてきた感がありました。
下痢の方は波があるけれどなくなることはなく全体に軟便続きでした。

食欲旺盛で他のコのも盗って食べる
食糞
下痢・軟便
ご飯内容は野菜は全くダメ(食べると下痢する)
ご飯・パン・スパゲティなどの炭水化物もダメ(食べると下痢をする)

このような現状だと言うと
獣医師から膵外分泌不全の検査をしてみようと提案がありました。


膵臓(すいぞう)の分泌不全と言ったら消化酵素が出ないってことでしょ。
我が家ではかつて故アイラが膵炎(すいえん)になって消化酵素をずいぶん使いました。
故アイラの場合は膵炎(すいえん)だったので、傷みがあり本当にかわいそうなことでした。

でも分泌不全で消化酵素が出ないと言うことであれば、
それを補ってやればいいと言うことですよね。
そこは獣医師に確認もしませんでしたけども。
この時の私は、病気であってくれと願う気持ちでした。
病気と分かれば治療や方針が決まる。
どうすればいいのか分からず、
いろんなことを試したり考えたり獣医師に相談したり、
そんな中でただただもがいていましたから。

家に帰ってきたらリビングカーペットの上にクレオの下痢・軟便があり
ニンチー・ラスカがその軟便を踏み散らかすと言う地獄絵図、何度も経験しました。
(ニンチー・ラスカはウンコが足についても平気です。くさくても平気です)



期待の結果は


070saisnwhopppk.jpg
膵外分泌不全ではありませんでした。
TLI (基準値5.2~35) 49.6
膵疾患の疑いありの数値ですが
リパーゼ(下の画像)が基準値内で
数値からは膵外分泌不全ではないとのことでした。

0681si3kwhoppphff.jpg
その他の結果は
尿素窒素 (基準値9.2~29.2 ) 36.1
と、またも少々高い数字となっています。

白血球 (基準値6000~17000 ) 14000 
とこれも正常範囲内

総胆汁酸 (基準値0.0~7.9 ) 6.7
とこれも全く正常です。

ちなみに
ナトリウム(基準値 141~152) 146
クロール(基準値102~117 ) 113
カリウム(基準値 3.8~5.0) 4.5
ナトカリ値 32.4 と電解質もばっちりです。

ただ、後から思えば、この検査10月末で寒くなってきたころだったので、
そういう不調もあったのかもしれません。
(アジソン病は寒いのに弱い)
血糖値低いですし。
嘔吐下痢があるから血糖値低いのかと当時の私は思ってましたけど。

この時に消化酵素が処方されています。
一カ月分。
前に出ていた「消化酵素のようなもの」という薬とは別です。
内容はジアスターゼとリパーゼですが、
クレオはこのころほとんどたんぱく質とカルシウムだけのご飯を食べていました。
鳥皮などの脂肪分は食べても平気でした(下痢なし)
ご飯やパンなどの消化には効いたのかもしれませんが
下痢が怖くてそういうのをあげられませんでした。
少なくともこの一カ月は。
特に劇的に効いたと言うこともなく一か月が過ぎました。
軟便は軟便で定期的にありましたし。

検査結果は正常内でも獣医師は膵臓が弱いのではないかと思っていたのだと思います。
「この薬はずーーっと飲んだ方がいいと思うわ」と言われたので。


この薬を飲んで一か月が過ぎたころ、
クレオには劇的な変化があったのです。
ウンコが普通の健康的なウンコに変わったのです。
匂いもないし 量も多すぎず 柔らかくもなく 色も濃い。
この便、クレオが亡くなる5日位前まで続いていました。
もうね、クレオ史上最高のうんこでしたとも。

そしてその便をクレオは絶対に食べなかったのです。
それを見て今までは便が未消化で食べられそうな匂いがしていたとか、
消化吸収が出来てなくて空腹に耐えかねての食糞だったのかとか、
何かしらの理由があったのだろうと思ったことでした。

クレオのウンコがあまりにも健康なので、
ひょっとして大丈夫かも、と野菜をちょっとだけ足してみる。
今までならソッコー下痢だったのです。
下痢、ありません!
スパゲティ入れてみる。
今までならソッコー下痢だったのです。
下痢、ありません!
調子に乗った私は野菜の種類を増やしていき
パンやご飯も入れてみました。
ついでに量も増やしてみました。
(一回に、じゃないですよ。毎日ちょっとずつ変えていきました)




さすがに調子に乗りすぎました。







と言うことはなく





一回も下痢、なかったのです。
超健康なウンコしか出なくなったのです!


クレオ、これからはご飯の量を増やして
ぐんぐん体重増やしていけるなと喜んでいたのです。
実際にこの15日間くらいの間に体重増えていたのです。
それまではちょっとでも多いと必ず吐いていたのです。
クレオのご飯作りはいつも下痢やおう吐との戦いでドキドキでした。
これからはみんなと同じご飯だし、お腹いっぱい食べられる。
かけっこだってルークに勝てるし、
ラスカのようにフェンスも登れるかも!
その時の私はうれしくてうれしくて有頂天でしたね。
自信満々怖いものなし。
まさに無敵状態。
調子がいいのはクレオなんだけど。
でも、もう私がすっかり舞い上がってました。



私は次の受診時に獣医師に報告するのを大変に楽しみにしていました。
受診予定は12月26日




だったのですが。



クレオは12月18日に嘔吐の発作を起こし、ショック状態となってしまいました。
そしてその3日後に亡くなってしまいました。


その状態でアジソン病を疑い、ステロイ内服・注射をし
翌日はフロリネフ(アジソン病の薬)の内服を開始し
亡くなる前の日には元気が戻ってきたところだったのに。
(アジソン病はフロリネフを飲むと劇的に元気が戻る。)


次回、家で気づいたこと。
アジソン病だった故ディアと同じ様子、違う様子など。
小さなことですが、後から「そういえば」と思うことがありました。





最終的にアジソン病で亡くなったと思われるクレオですが
アジソン病は症状が多岐にわたり、また良くなったり悪くなったりを繰り返すため、
病院での治療の効果で良くなったのかアジソン病による「波」なのか判別が出来ずらいです。
特徴的な症状はありますが全員が当てはまるという訳でもなく、
また発症しやすい時期もありますが全員が当てはまるわけではなく、
難しい病気だなという印象です。

クレオのようなコが気が付いてくれるよう、そして助けになることがあればと思い
検索ワードを載せておきます。
アジソン病を疑うきっかけになったり、アジソン病ではないと考えるきっかけになったり、
そういうことの参考になれば。
「仔犬の下痢」 「仔犬おう吐」 「食欲不振」 「体重増えない」 
「原因不明」「良くなったり悪くなったり」 「食糞」 「軟便」 「やせる」


受診や最後の様子などは以下にアップしています。

さよならクレオ
初詣に行ってきました
ことの発端は12月17日の朝
最後の日

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  1. 2021/01/26(火) 15:53:00|
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生後五カ月直前 最初の検査前のクレオ



最初の検査をする前 生後5カ月直前のクレオ


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一緒に寝ているのがカミィ
こちらを向いているのがクレオ
最初からカミィが好きだったのかなぁ?
常に一緒にいるんじゃなくても気の合う相手ってあるものです。



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遊びはもちろんルークと
白黒がクレオ・白茶がルーク



221rrtfgvbhgh.jpg
最初の冬は雪も平気でした。
新雪にジャンプで飛び込んだりしてましたねー。
最初の冬と最後の冬、二回しか経験してないんだけどね。


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  1. 2021/01/14(木) 17:11:37|
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