かむ効用2

かむ効用2

ゆっくり食べ 少量で満腹



サブタイトルを見る限るでは人間の「腹八分目」的な内容でしょうか。
犬には「ゆっくり」も「少量で満腹」も無理ですもんね。


東京歯科大とライオン歯科衛生研究所は肥満と食習慣の関連を共同研究している。
それによると、大人も子どもも早食いの人ほど、よく噛まない人ほど肥満の傾向が強い。
研究では意外にも夜食やおやつ、遅い夕食など
「いつ食べるか」は肥満との明確な関連が見られず
「いかに食べるか」の重要性がはっきり浮かび上がってきた。



これは意外な研究結果ですね~。
寝る前に食べるより、早食いするほうが肥満につながる というのです。
ただ、「肥満」に限ってであって、
例えば寝る直前に食べると、翌朝胃が気持ち悪いとかそういうことはありますよね。
まぁ食事は毎日毎日3回あるけど、夜食は一日一回だし(たぶん)、
夜食毎日必須ってこともないだろうしね(たぶん)
単純に回数を比べても食事は夜食の3倍ですから(夜食を一日一回とすれば)
食事を改善するほうが効果的だということでしょう。

ただ、これ、犬にはこのまま当てはめられないんだろうな~・・・・
犬は早食いが普通だし、噛まないのが普通だし(歯は噛むためのつくりになってないので)・・・



血糖値を抑えるインスリンの分泌量も、多咀嚼のほうが上昇が緩やかで
インスリンを分泌するすい臓(すいぞう)に優しい。
インスリン分泌は年齢と共に衰えて、糖尿病の原因になるため、
若い時からインスリンを節約する食事は糖尿病を予防し健康長寿につながる。



糖尿病の人は本当に多いですね。
予備軍を含めるとかなり深刻な数になっているようです。
糖尿病が増えたのは、食事が変わったからなのでしょうか?
(日本に限ったことではなく、世界で増えていますね)
便利になって動かなくなったからなのでしょうか。
私の母は食事制限・投薬・定期検査の必要な糖尿病患者です。
なので、糖尿病の怖さは、比較的良く知っています。

最近は犬の糖尿病も言われるようになってきましたよね。
検査項目にもあるし。
前からあって、最近研究が進んで明るみに出た、ということなのかもしれないけど。
体重増えると
「糖尿の心配も出てくるし気をつけてください」・・・と言われます。



東京歯科大とライオン歯科衛生研究所の研究グループが
健康な男性を
*50回以上噛む多咀嚼
*通常の咀嚼

の2組に分けて満腹になるまでおにぎりを食べてもらったところ
多咀嚼は528g
通常咀嚼は693g

で、多咀嚼のほうが確かに少ない量で満腹になった。

ダイエットを意識したことがある方なら、もう「常識」とも言える
「よく噛んでゆっくり食べる」法則ですね。
忙しい主婦の方なら経験があると思いますが、食事途中で席を立ったりして食事を中断すると、
再度席についた時に、あまり食べられなくなっちゃう ってこと・・・ありますよね。
「あんなにお腹すいてたのに、もう食べられなくなっちゃった」って。
食事を中断した時間に、満腹中枢に刺激が行っちゃったってことですよね。


・・・ってか、コンビニのおにぎりって1個100g程度じゃなかったっけ?
成人男性5個・・・・
早食い男性7個弱ですか・・・・
すっごいお腹空いてる時の実験なんでしょうかね。


昨日の犬ご飯、目玉焼きだったんですよ。
タマゴのサイズはS~SS
で一匹に一個の目玉焼きだったんですけどね・・・・
・・・・アイラ・・・それ一口で食べちゃいましたから・・・・
目玉焼き一口ですよ。
何度か噛んではいましたけどね・・・目玉焼き一個が一気に口に入りましたよ。
他のコは噛み切って二分割~三分割にして食べてるというのに・・・・

噛まないにも程があります。
早食いにも程があります。




早食い防止で気をつけることの中に
*水分と一緒に流し込まない
(ゆっくりと唾液と混ぜ合わせる)

と言うのがあります。
これ、やってしまいがちですね。
パンにコーヒー、ご飯に味噌汁・お茶。
混ぜて一緒に食べたりせず、
パンやご飯を飲み込んでからコーヒーなり味噌汁なりを飲むということですね。

また、歯ごたえがある食材茹で過ぎない大きめカットの野菜を使うことなども書かれていました。




食事をゆっくり楽しむのは時間のある時じゃないとなかなか難しいですよね。
特に奥さんは食事が終わってもすることがありますし、
食事中も食べることを通して家族の健康をチェックしてたりしますものね。
一人で外食ってのが、お母さん・奥さんには一番楽しめるのかも。
ゆっくり自分の事だけ考えて食べていられるもんね。
窓からの景色が素敵だと最高ですね。


内容的に、犬には当てはまらないことが多かった「かむ効用 2」ですが、
あちこちは無しが飛んで結局長くなりました。
「かむ効用」3・4と続きます。

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  1. 2009/03/30(月) 15:17:24|
  2. 噛む効用
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噛む

ずーーっと前から予告してた噛むお話です。
読売新聞に掲載されていた、「かむ効用」1~4 


かむ効用1
唾液 活性酸素を撃退

魅力的なサブタイトルが付いています。
活性酸素は体をさび付かせるというので
人間はもとより、犬の健康にも影響を及ぼす物質・・・と忌み嫌われていますが

でもね「悪い物」と決め付けちゃいけないんですよ~。
体にとっては必要なんです。

 
体に入ってきた病原菌には、白血球が対抗して体を守っていくのですが、
その時に使われる「武器」が活性酸素なんですね。
活性酸素の強力な酸化力が武器になるんだそうです。

指切っちゃって、化膿した・・・・って時も
白血球が活性酸素を使って傷口から入ってくるバイキンと戦っているんですよね。
目には見えないけど。


他にも肝臓の解毒作用の際に活性酸素が使われます。
「毒を持って毒を制す」って感じなんでしょうかね。
生命維持に重要な部分で使われているんですよね。


そうして体に使われる以外の分は酵素分解されてしまうんだそうです。
(この時に使われる酵素は「体内酵素」ね。
野菜や肉に含まれている「食物酵素」ではありません。
だから大根おろし食べても活性酸素は消えませ~ん)


活性酸素って必要な物なので息をすることでも体内に生み出されているんですね。
でも、今の私達の生活の中では
紫外線増加や排ガス汚染など空気汚染や添加物・ストレス・タバコ・アルコール・電磁波
などによって必要以上に生み出されてしまう ことが多いんですね。


余分な活性酸素分解の手助けをするのに、
抗酸化作用のある食品、
ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEの摂取が効果的なんですね。
特にビタミンA・C・Eはお互いにかかわりあいながら働くので一緒に摂取すると効果が高いのです。
最近は抗酸化作用が高いという事で、ポリフェノールが大々的に注目されていますね。
比較的濃い色の付いた食品が多いですね。
赤ワインとかココアとかナスとかシャケ・いくら・トマト・スイカなんかですね。


また同じく「悪玉コレステロール」も名前からして悪そうです。

悪玉コレステロールは善玉コレステロールを体の隅々まで運ぶ役目をしていますので
体にとっては必要な物なんですね。
私の知っている方で善玉コレステロールが異常に多い・・・のか
悪玉コレステロールが異常に少ないという方がいます。
コレステロールもバランスですので、このケースも「良くない」ということになるんですね。
せっかくの善玉コレステロールも運搬役がいなければ役に立ちませんね。
もったいないですね~。



サブタイトル読んだだけで話が長くなってしまっていますが、
本文に行きますね。


噛んで飲み込む、咀嚼(そしゃく)という動作、私達はごく普通に毎日繰り返してますが
非常に複雑に連動した動作で
日本歯科大学の小林義典教授によると
「そしゃく(そしゃく)の神経回路は、
呼吸や姿勢保持、血液循環などと同様、脳幹にある。
咀嚼がいかに生命維持に重要かを示している」
とのこと。


一回の食事で噛む回数は戦前に比べると6割も減ってるんだそうです。
弥生時代と比べると1/4になっちゃってます。
噛む回数が減ったことで問題になってくることの一つに「唾液の減少」がある、とし、
新聞に掲載されていた唾液の機能
*酵素で食べ物を消化する(人の唾液にはアミラーゼが含まれていますからね)
*歯の汚れを洗い流す。
*食道や胃の粘膜を保護する。
*歯のエナメル質保護や再石灰化を促進
*細菌の発育を抑える
*免疫力を強化する
*食物の発がん性を減らす。
*活性酸素の消去
*成長を促すホルモンを分泌する。



歯の汚れを洗い、粘膜を保護し、免疫力をアップさせ、
成長促進ホルモンを分泌し、活性酸素を減らす
・・・・普通に生きていくために必要なものってことですね。

毒消し効果については文中に詳しく説明されていました。
日常の食べ物には栄養素だけでなく、微量ながら発がん性物質を含むものも多い。
その多くがわずか30秒間、唾液に浸されるだけで毒性がほとんど消える という。
発がん性物質が作り出す活性酸素は、癌や老化につながるが、
唾液中に含まれるペルオキシダーゼなどの酵素は、その活性酸素を消す作用を持っているためだ。
小林教授によると
「 『一口30回以上噛め』と言われるが、唾液の機能を充分発揮させるためにも、
そのくらいの時間が必要ということ」だそうです。




一口30回以上・・・・これ、難しいですね。
スルメとかだと30回くらい噛むんでしょうか・・・・
私が子どもの頃、
父がお酒を飲みながら、ストーブの上でスルメを焼いて食べていたことがありました。
私も少しもらいましたが、なかなか噛み切れない・・・・というか噛んでも噛んでも飲み込めません よ。
スルメ・・・私の口の中でふやけて倍くらいに成長してましたが・・・・
だからって口の中の唾液が吸われて乾いた、と言うことも無く
噛めば噛むほど、スルメの味も唾液も出てくるということなのでしょう。

今の食生活で30回以上噛まなければならない食材は少ないですよね。
となると・・・・・材料大きめに切るとか、そういうことで少しでも噛む回数を増やすほうが良いってことですかね。



人間は「噛んで」唾液を分泌し、日本人の主食でもあるデンプン質(米)の消化を口内で始めますが
犬は口内で消化を始めませんし、だいたいが噛むということが少ないですよね。
肉にしても噛み千切って飲み込める大きさになれば飲み込みます。
我が家では時々、無理な大きさで飲み込んで「ゲッ」とか吐き出してますが。
大きい塊のままで飲み込むので、
喉から胃に落ちるまでの食べ物の流れをスムーズにするために
犬のヨダレが多いのだとどこかで読みました。
そうだとすると、小型犬は大型犬似比べるとヨダレ量が少ないので、
喉つまりが多いのも納得出来ちゃいますね。


あとは、やっぱり口内の清潔などの役割もあるのでしょうね。
猫は特にそうですが犬も怪我とか痛いところを舐めてますもんね。
舐めて治しちゃうし。

我が家で以前飼っていたネコは、私の手や足の傷を見つけると異常に舐めたがりました。
犬や猫のヨダレってアルカリ性なので雑菌も繁殖しやすいんですよね。
歯石がつきやすいのもアルカリ性のためなんですが、
アルカリ性のために虫歯はないんですよね。
(厳密にはたまにあるそうです。虫歯。
傷ついた部分から虫歯になることがあるそうです)

・・・で、傷の話なんですが、
指に貼ってあった絆創膏を噛んではがしてまで、傷を舐めたがるので
気の済むまで舐めさせておいたら、どうも傷の治りが早かったような・・・(笑)
そんながするだけかもしれませんが・・・・
傷から猫の口のバイキンが入らなかったことを幸いと思った方が良いのかもしれませんが・・・




野生動物には歯石がない と言われています。
・・・・ただ・・
歯石ができ、歯周病になり歯がなくなると野生では即、死につながるので
(狩ができませんし食べられませんので)
生きた野生動物では歯石が見つからないだけなのだろうとする考えもあるようです。

歯石ができる前に寿命が来るのだろう、とも言われます。
野生動物の寿命は短いようですので。
野生のキツネの寿命が6年ほどとテレビで見ました(前にもアップしたけど)
・・・・うちの5歳のコには歯石がありますし、3歳のコにも歯石があるんですけど・・・・・

では、動物園の動物には歯石があるんでしょうか。
野性よりはかなり長生きのはずです。
・・・・旭山動物園に聞いたら教えてくれるのかしら?

だって、野生動物には肥満はないと言われてるけど、
動物園の動物は・・・肥満じゃないのかもしれないけどたるんでるもんね(笑)
そう考えると、動物園の動物に歯石があっても不思議じゃないですよね。



え~・・・・・かむ効用1~4までを一つにまとめる予定だったのですが、
話が歯石とか肥満まで飛んだので(いつものことですが)、長くなってしまいました。
2以降は、次回。

かむ効用1は
「唾液には活性酸素撃退の効果がある」ってことでした。
これ、動物にも同じ効果があると私、思います。











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  1. 2009/03/19(木) 10:30:25|
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